ラステカケツァル

デルモンガ島の原住民、デルモンガ族から信仰されている精霊。
島の中央にそびえる聖地『デ火山』に宿る神であり、デ火山そのものの化身。
燃え盛る溶岩の身体を持った巨大な蛇の姿をしており、噴煙と共に火口から炎の翼を広げて顕現すると言う。

大地の精霊とされるクァトルマーヤとは対の存在として考えられているようだ。

島に生きる全ての生命の根源であり、生と死の循環を司るとも伝えられている。
一度その身を顕現させれば灼熱の岩と炎の雨を降らせ、いかなる強大な生命も等しく灰に還すと言う。

デルモンガ族の中でも最も強き戦士と認められた者にはその胸にラステカケツァルの姿を象った真紅の刺青を入れるらしい。


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最終更新:2023年10月02日 09:01