下級魔族の生まれであったが、戦う程に身体が強化されていく特異な体質であったとされる。
幾つもの戦場を渡り歩き、その力は上級魔族と遜色がないぐらいにまで至っていたらしい。
最終的には全身に暗く燃える異形器官が発現しつつあったとも。
だが『屈服させた者を嬉々として叩き潰す』ような性根と闘争への渇望から、いずれ魔王に牙を向けるのではと危惧されるように。
そして当時の魔王から『御せない』と判断され、策略により彼の拠点としていた砦に
勇者達を誘導。
戦いで疲弊していた所を同胞の暗殺者によって始末されたと言う。
しかしその死体は魔族の別派閥によって密かに回収され、
怨霊魔術に関わる何かしらに利用される事になったとの噂も。
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最終更新:2024年06月02日 22:18