数多の魔を統べるべく現れる
魔族の王。
現在は空位となっている。
基本的には魔族の内から現れ、『魔王候補』と呼ばれる一部の突出した者が更なる
魔力や強力な武具等を手に入れ覚醒した存在。
だが歴代魔王等の遺骸や魔力を素材として創造された
ホムンクルスが魔王として覚醒した例も。
時には高位のアンデッドや
人より転じた
魔人までもが魔王候補として名乗りを上げ、魔王へ変じた事もあるようだ。
魔王としての振るまい方は様々。
魔族諸種族を率いて世界の八割を手にした者も居れば、一度きりの破壊を行い姿を消した者もいる。
何らかの形で『空位』が発生すると、魔王候補達による次期魔王の座を賭けた激しい戦いが繰り広げられるだろう。
しかし中には候補ですらないにも関わらず、自身を“今代の魔王”と名乗る不届き者も居るようだ。
『魔王候補』
新たな魔王となりえる可能性を秘めた存在。
多くは“王”に次ぐ存在として“魔将”と名乗る者も多いが、個人によっては固有の
二つ名を名乗る者も。
次なる魔王の座を欲し、多くの配下を率いて他の魔王候補や人類と激しい戦いを繰り広げている。
圧倒的な武力で蹂躙する者から知力によって謀略を企てる者、人間社会に潜み裏から支配を画策する者など戦略も様々。
いずれにしても、世界に生きる多くの人々にとって恐ろしい脅威として見られている。
しかし中には魔王の座に興味を持たないながら、その強さから魔王候補と呼ばれる者もいるらしい。
【現在】
空位である。
【次期魔王に関する主な勢力】
純粋な魔族こそが魔王に相応しいとする一派。
混じり物や魔族以外の者が魔王になる事を良しとしない。
常に激しい覇権争いを繰り広げており、紛争を引き起こす事も珍しくはない模様。
非魔族や混じり物であっても同志として手を取り合っていく一派。
主にダガラスの思想に共感していた者達を先頭に、各地で好戦的な派閥を抑えているようだ。
しかし現状は純血主義の勢力が強く、友和派が擁するに値する魔王候補もほぼ皆無。
支配や友和等は必要とせず、平穏に生きる事の出来る地があればそれで良いと思っている一派。
人間にも他の魔族にも過度な干渉は行わない為に現状は無害。
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最終更新:2025年04月26日 10:12