イオロン・ヴァイシュ

グリルグゥルデン帝国の沿岸地域に出没する獣人盗賊団の首領。
ユキヒョウ系の獣人であり、身長は約2メートル。
純白の魚鱗の鎧、両腕には巨大な魔鉄製の鉤爪を備えた籠手を装着している。
高額の報奨金がその首に賭けられているが、本人はその現状に一種の愉しみを見出しているようだ。

自身が殺した相手の仲間や身内が追ってきた際には正々堂々と一騎打ちで応え、口調や言動も武人の様に振る舞う。
だがその性根は『自分よりも弱い相手を嬲り殺す』事を快感としており、一騎打ちを提案するのは決まって自身よりも身体能力が劣っている場合のみ。

過去にとある秘密組織によって魔術的な人体改造を施されており、体の各所に無数のゲイズ種の眼球が埋め込まれている。
これにより相手の強さを看破しつつ、相手の補助魔法を無効・弱体化させている模様。
そして自分有利な状況であってもさも『小細工無しの真剣勝負』の様に演出し一方的な戦いを愉しんでいるのである。


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最終更新:2024年01月23日 11:41