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転移迷宮

ユグレス大陸から南下し続けた先、外海との境界付近に浮かぶ小さな島。
草木もない荒涼とした土地で、中央部にはひどく劣化した小屋らしきものが一つあるだけである。

この小屋の内部には淡い光を放ち続ける転移装置が鎮座しており、小屋に入ると同時に別の場所へと強制的に転移させられるので注意。
転移した先には枝分かれするように複数の部屋が配置され、それぞれの部屋にはまた別の転移魔法装置が設置されているとの事。
そしてそれらの部屋から飛ばされた先は様々な環境を模した広大な空間が広がり、中には稼働している魔導機械だらけな場所も確認されたという。

一部の推測では、古代文明時代に何らかの目的で造られた複合実験施設ではないかとも。

内部構造の大部分が未解明な為、現状許可のない者は立ち入り禁止。
また転移先の分岐が極めて膨大で迷いやすく、場合によっては二度と帰れないという危険性も。

過去に調査を試みた複数の学者と護衛の冒険者達は些細なミスで出口に繋がる装置へのルートを遺失し、数日間も内部を放浪。
偶然にも出口に繋がった装置に辿り着けたお陰で帰還に成功したが、途中で逸れて二度と戻ってこなかった者達も居たらしい。

帰還に成功した者曰く
『渡り歩いた部屋は軽く100を超えるが、これで全てとはとても思えない』
『転移装置が本当に正常に作動していた保障もなく、自分たちが帰ってこれたのはただ運が良かっただけ』


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最終更新:2026年06月02日 18:40