硫黄採掘街アイトロシキー

エレメニウム共和国の北東にある町。
名所のような物は無く、華やかさの欠片も無い。
治安も悪く、常に自警団が目を光らせ余所者を街に入れないようにしている。

…という事になっている。

本当は非常に治安も良く、労働者向けの様々な施設も多い。
湧き出る温泉を利用した大浴場もあれば国営の娼館までもが用意されている。

ここはエレメニウムが軍事国家として欠かせない『火薬』の原料である硫黄の採掘場であり、ゴルチナ鉱山に次ぐ最重要拠点の一つ。
国はあえて嘘の風評を流して余所者の関心を引かないようにし、軍や自警団はそれでもやって来る者に対して追い返したり拘束しているのである。


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最終更新:2024年12月10日 12:08