ユグレス大森林は魔物も大量に生息しており、地形や地質的に町や村等を作ると言った開発が非常に困難な為にどの国からも重視されず放置されてきた地である。
しかしそんな大森林の奥地には
熊を神として崇めている民族が存在しており、彼等は自らを『神熊民族』と呼称しているようだ。
民族規模としては『都市国家』未満の集団。
住居は全て木の上に作られ、念入りに隠されている事が多い。
ちなみに彼等の本来の拠点は大森林東の沖に浮かぶ小さな島であり、森林内の集落は狩り等で糧を得る為に作られた『外地』であるようだ。
この小島は周辺を暗礁で囲まれており、航路からも大きく外れた位置にあるので他国の船乗りからもあまり認知されていない模様。
だが近年は隣接する
ピグリア植民地や
ヴィラ植民地から流れて来た小数の逃亡民が森林内で暮らし始めており、僅かではあるが協力関係が生まれているらしい。
装束の意匠や文化形式に
カンミ・カムイ島に住む
カムイ族との類似性が見られる。
地理的にかなりの距離があるが、先祖を共通としているのではとの説も。
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最終更新:2024年07月27日 23:27