私掠軍

世界情勢の裏側で繰り広げられている国家対立の手段の一つ。
盗賊団魔族の集団を金銭等の融通という形で支援し、即席の部隊に仕立て上げたもの。
囚人を集めて仕立てる場合もある。

その活動は主に敵地内での物流に対する妨害や破壊活動。
たとえ捕縛されても送り込んだ側は知らぬ存ぜぬで見捨てられるのが常。
逆に支援国から離反して強力な盗賊団と化してしまう事もあり、各地で問題が起きている事も。

『現在』の世界情勢は多くの火種を残しながらも安定傾向にあるが、魔族対策に協調が必須であったり、抑えつけられた結果に過ぎない。
表沙汰に出来ない軍事行動の需要に応じて、私掠軍という形式は自然に生じていた。

  • 各国の傾向
ブリガニー王国においては海賊を抱き込んだ『私掠船』が有名。
それを除けば大国は私掠軍を持たないか、通常の工作程度の規模でしかない。
表立って横暴に動ける国家にとって私掠軍の必要性は小さいものでしかないのだ。

むしろ大国の脅威に脅えるか、逆に小規模ながらも野心を持つ国では私掠軍の編成が進んでいる可能性が高いだろう。


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最終更新:2022年02月14日 08:48