投資スタイル
ポジションを保有する時間やポジションの方向により投資スタイルは異なる。
まずはポジションの保有時間による投資スタイルの違いを説明する。
スキャルピング
数秒~数分以内で売買を行う投資法。
わずかな少ない利幅を狙いポジションを売買し続ける事で利益を上げる。
デイトレード
日にちを持ち越さずに1日以内で売買を行う投資法。
決済を持ち越さない事によりメリットを得る。
スイングトレード
数日~数週間でポジションを売買する投資法。
スワップ金利を受け取りつつある幅の利益を狙う。
ポジショントレード
数週間~数ヶ月ポジションを保持する投資法。
為替レートのトレンドを読み長期的な計画を立てる。
スワップ金利による収益を計算に入れて行う。
長期投資
1年以上の間ポジションを保持する方式。
主にスワップ金利目的。
次にポジションの方向による投資スタイルの違いを説明する。
順張り
価格の動いているのと同じ方向で売買を行う方法。
一般的な手法。
逆張り
価格の動いているのと逆の方向で売買を行う方法。
オプションによる保険をかけつつ行う事が多い。
押し目買いと戻し売り
トレンドが上昇中の時に一時的に下がる事を「押し」といい、トレンドが下降中の時に一時的に上がる事を「戻り」という。
位置的な上下の中で逆張りを行う事を指すが、実際には「トレンドの中」の一時期なので順張りになる。
トレンドなのかどうかの判断が成否を分ける。
Buy on Dips,Sell on Railies
レンジ相場(一定レンジ内で上下する相場)において一時的に下がったところで買い、一時的に上がったところで「売る」行為を繰り返す方法。
レンジからトレンドへの移行を捕らえそこなうと大きく損が出る。
両建て
同じ通貨ペアで買いと売りを両方を建てる方法。
損益は両建てにより固定されるが、スワップ金利分利用者の負担が増えるために利用者にとって有益ではないという考えから行えない事が多い。
途転
現在持っているポジションと正反対のポジションを持つ事。
一つの通貨ペアで買い(ないし売り)を持っているときに決済して売り(ないし買い)を持つ事。
難平
リスク分散のために損が出てるポジションを後から追加していく方法。
相場が逆転する確立が高いときに行う。
最終更新:2006年09月20日 12:22