オプションとは?
一般で言うオプションの解説は別のサイトをご覧ください。
ここで行うのは「外国為替」に特化した「外国為替オプション」についての解説です。
端的に言うと外国為替オプションとは「有効期間、ポジション、通貨ペア、権利行使価格を選択し、売買する権利」の事。
外国為替オプションとは
外国為替オプションを4つの要素を細かく説明していく。
通貨ペアは、予想したい通貨間の価格の上下を選択する。
権利行使価格は、選択した通貨ペアの価格が上下する基準となる額を設定する。
ポジションは、選択した通貨ペアの相場が上がると判断した場合にはポジションは「買う」権利(コールオプション)を選択し、下がると予想した場合には「売る」権利(プットオプション)を選択する。
有効期間は、オプションが満了する期限日までの期間を指す。
※ オプションには「アメリカンタイプ」と「ヨーロピアンタイプ」の二種類があり、「アメリカンタイプ」は有効期間中いつでも権利行使できる代わりに代金(プレミアム)が若干高く設定され、「ヨーロピアンタイプ」は期限日まで権利行使を行う事ができない代わりに若干代金(プレミアム)が安いというメリットがある。
オプションについての補足
権利であるので放棄も可能であり、自分に有利な場合のみ行使することができる。権利を売るとはすなわち、プレミアムを受け取るかわりに権利の買い手に対して義務を負うことである。
オプションの買い手には無限の利益の可能性があり、売り手には無限の損失の可能性があるので、理屈だけを聞くと買いたくなるものだけれど、実際の取引でプレミアムの金額を見ると、売りたくなるものである。
最終更新:2006年09月20日 12:20