動詞には、情報として
- 自動詞と他動詞の類別
- 主語
- 間接目的語あるいは直接目的語
- 時制
- 相
- 態
- 法
- 方向性
- 多回性
の情報が含まれます。
自動詞/他動詞
動詞の中には、自動詞としての意味と他動詞としての意味を兼ね備えるものがあります。
これらの区別は、人称語尾の活用の区分によって示されます。
(具体的な形は次項を参照)
主語
動作の主体の人称、数に応じて動詞に語尾が付加されます。
また、その語尾は、
- 自動詞/他動詞
- 現在/過去
- 直説法/接続法/希求法
の類別に応じて僅かに変化します。
目的語表示
動詞は、その目的語の人称に応じた接頭辞を持ちます。
間接目的語と直接目的語が有る場合、間接目的語を表示する接辞のみが表示されます。
|
1s. |
2s. |
3s. |
1p. |
2p. |
3p. |
| 直接 |
k(ë)- |
ku- |
Ø- |
kr(ë)- |
kur- |
Ø- |
| 間接 |
v(ë)- |
vu- |
Ø- |
vr(ë)- |
vur- |
Ø- |
時制
未来、現在、過去の三つが存在します。
そのうち、現在、過去は人称変化の中に組み込まれており、
未来形は接頭辞"fos-"で表示されます。
相
態
能動態は無標、受動態は有標です。
受動態を示す接頭辞は"ran-"です。
法
直説法、接続法、希求法が存在します。
これらの区別は活用語尾の中に組み込まれています。
- 直説法は事実を、
- 接続法は現実に反する仮定を、
- 希求法は叙述する時点には現実となっていないことが実現することを希望することを
表します。
方向性
移動を表すいくつかの動詞は方向性を表す接辞がつくことがあります。
それらによって、移動に方向が有るか無いかを示します。
| 方向 |
接辞 |
訳 |
| 不定 |
Ø- |
<移動>し回る |
| 定 |
pr- |
(へ向かって)<移動>する |
多回性
動作の密度が比較的高いと思われる場合には接辞"va-"を付加する。
(ex)
rźas「叩く」→varźas「叩きまくる、乱打する、何度も叩く」
最終更新:2013年06月30日 02:19