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「-PRIME-誓い-」


作者:本スレ 1-710様

70 :-PRIME-誓い-:2011/07/17(日) 20:11:00

本スレ710です。
創作してもらうスレ52様のお子様をお借りした二次SSを仕上げましたので投下します。
では、まずは、いつものとおり属性表記から
 ・創作してもらうスレ52様(本スレ510様)の設定からの二次SSです
 ・ダフネ様×ディオス様でエロはありません…
 ・ストーリーがちょい長め
 ・何となく主従&騎士萌え?な感じ
 ・設定準拠ではない表記を若干含みます
 ・キャラ&設定が52様の公式設定から外れている可能性あり
なのですが、よろしかったらどうぞ


71 :-PRIME-誓い-:2011/07/17(日) 20:15:18

「……それでも、私は、貴方様と共に在りたいのです。
                   それは、もう叶わぬ望みなのでしょうか?」

その夢の中で、薄桃色の長い髪と夕暮れ刻の空の色を移したかのような、紅と紫を織り混
ぜた色の瞳を持つ幼い少女は、少し哀しそうな表情をしながら、それでも、目の前で相対
する黒髪と漆黒の瞳が見る者に理知的な印象を与えている、正に美少年といった風貌の少
年を見据えて、しっかりとした口調でそう言った。

「……ぅあ!」

久し振りにその夢を見ていた少年-ダフネ・グリンバーグは、その夢に映る自らの姿を認
識して、飛び起きた。

あれは、あの少女は、まだ幼かった、十二の頃の自分自身だ。
あれから、三年が経った今、十五になった自分自身の姿は、あの頃とは、全く違う。
髪を短く切りそろえた今の自分は、あれから懸命にこなしてきた鍛錬によって、何処の誰
が見ても、凛々しい少年騎士にしか見えない。
そんな風にもう、新たな自分自身を手に入れているというのに、未だにあの時のことを夢
に見るなんて、どうかしている。

ダフネは、自身の額に手を当てて、溜息をつくと、周囲の様子を改めて確認するために、
その視線をこの辺りへと巡らせた。
此処は、自身が先程、眠りに就いたのと同じ、王宮に在る皇太子離宮の一角に在る部屋だ。
自分は、今日、皇子からの特別の厚意を受けて、この部屋に泊ることを許されていたのだ。
そう、自分は、あの男を今日、この手で葬ったのだから。

「これだけの働きをした後であれば、己が館に帰るのも億劫であろう。
 今日は、特別に我が離宮の一角に泊ることを許そう」

皇子からのその言葉を思い出しながら、小さく息をつくと、ダフネは自身が横になってい
たベッドから起き上がった。
そんな普段と変わらない、ありふれた動作なのに、身体のあちこちが、まだ少し痛む。
今日、自分は、大勢の立会人の目の前で、罪人とはいえ、自身の剣の師範たる者をこの手
で屠ったのだ。
そのことを考えれば、この程度の痛みは仕方ないのかもしれない。

ダフネは、そう思いながら、再び溜息をつくと、先程から細い月明かりが差し込んでいる
この部屋の窓際の方へと歩いていった。
そうして、窓の傍にある椅子に座ったダフネは、外の景色へと視線を移した。

外からは柔らかな月明かりが差すのみで、辺りの様子はその暗闇の中でしか窺うことがで
きなかった。
だが、それでも、その窓から見える庭園は、紛れもなく、自分が、十二の頃までを少女と
して、皇子ディオスの許嫁として育てられていた、あの時期によく訪れていた場所だった。

だからこそ、あの時の夢を見たんだろうか?
ダフネは、そんな風に思案に耽りながら、ぼんやりと窓の外の景色を眺めた。
大体、皇子も皇子だ。
何も、幼少期に許嫁として育てられた際に、自身に与えられていた部屋が今でも存在して
いるこの離宮に通すことはないだろう。

あの時と同じ部屋ではないにしても、自分にとっては、ただ、この離宮に己の身を置いて
いるというだけで、当時のことを思い出すには、十分なのだ。
ダフネは、そう思案に耽りながら、幼い頃の記憶を再び辿っていった。

そう、自分は、あの時、皇子自身の許嫁であった自分に対して、今では、滅多に見せなく
なっているであろう、あの笑顔と、真摯な眼差しをもって、自身が今でも、これ程に敬愛
している唯一人のひと―皇子ディオスが言ってくれた、あの言葉が忘れられないのだ。

「ダフネ、この先、何時の日か、私は世界で唯一、無二の王となるだろう。
 その時は、この世界の全てを私と共に手にしてくれないか。
 そして、それまでの間もずっと、いや、それから先も永遠に、私の傍にいて欲しい」

自分は、生まれてからこの方、その時まで、誰かから、そんな風に真摯な想いを告げられ
たことなど無かった。

だからこそ、自分のそういったことに対する知識の浅さから、皇子の目の前で、自らの本
来の性別が露呈したあの時、そう、今までのように、皇子の傍にいる事が叶わなくなった
あの日に、「自分が皇子の方腕たる騎士にでもなればまた、傍に居ることを許す」と言った、
皇子の言葉を成就させたいと、強く思ったのだ。

「ディオス様、必ず、いつか再び、貴方のお傍に」

ダフネは窓の外の月明かりに照らされた庭園に視線を向けたまま、小さな声でそう呟いた直
後に、自らの部屋の扉が軽く叩かれる音を耳にした。

「何の用だ」

こんな夜更けに、しかも、自分の様な今日、一日限りの客人に対して、何の用があるのか
と思いながら、ダフネは恐らく扉の外に居るであろう、小姓に向かって短く切り返した。

「夜分遅くに失礼いたします。ダフネ様、ディオス様がお呼びにございます。
 貴殿を庭園で待っているとの旨を、お伝えせよとの事にございました」
「今、これからか?」

静かに開けられた扉から礼節を心得た動作で、この部屋の中へと入り、流れるような所作
で一礼をした、その姿から見るに自分よりも二、三歳下のように思われる小姓の少年に対
しダフネは、少々驚いた表情を向けた。

「左様にございます」
「相解った。その旨、承知いたしましたと、殿下に伝えてくれ」
「かしこまりました。失礼ながら、
 貴殿の御支度をお手伝いする必要は無いものと心得えてよろしいでしょうか?」
「ああ、こちらは大丈夫だ。だから、もう、下がって良いよ」

ダフネは、そう言って、相手へと笑顔をつくりながら、立ち上がると、自身が座っていた
椅子と反対側に置かれていた、もうひとつの椅子の背に掛けたままの黒地に赤い縁取りが
施された自らの騎士服の上着を手にする。
その姿を目に留めた少年は、此処に来た時と同じように、静かな所作で、この部屋の扉を
閉めると、ダフネの部屋を後にしていった。

自分自身もこの国で、一、二を争う名家の子息ではあるので、ただ、普通に、自分が意と
する誰かに会いたいと思っても、ままならない事も多いとは思う。
しかし、それが一国の皇子ともなると、常日頃から更に色々と、面倒なものなのかもしれ
ない。
ダフネは、そんなことを考えながら、騎士服に袖を通し、自身の身支度を整えながら、こ
れから、自分が対面することになる皇子ディオスへと想いを馳せた。

それから最後に、その鞘にあらかじめ取り付けられていた革のベルトを留め、自らの背丈
からすると、少し大きくも思える剣を、自身の背中に背負うようにして装備し終えると、
この部屋から出ていった。

「以外に遅かったじゃないか」

ダフネが指定のその場所に着いた時、彼のことを待っていた目の前の青年は、あまり大き
く表情を変える事無く、そう言った。
今、ダフネの目の前に居るのは、この国の皇太子にして、第一王位継承者である皇子ディ
オスその人だ。

彼は、先頃、ダフネが久方振りに会った頃から何一つ変わらない、また、小さい頃から知
る、その印象からも違うことのない、藍色を帯びたしなやかな黒髪と漆黒の瞳を持つ、相
対する者に、いかにも知性的かつ、高貴な血筋の青年なのだろうと思わせる雰囲気をたた
えた姿のままで、その場所に立っていた。

それに加えて、今は、その自らの容姿を更に引き立てるかのような、それが上質な生地と
上等な仕立てのものであると誰が観ても判る漆黒の騎士服と、精緻な作りが施されている
ことが遠目からでも明らかに見て取れる美しい剣を騎士服の帯の左腰に差し込むようにし
て帯剣している。

彼は、そんな風に、目にした誰もが見惚れるその姿で、今、ダフネの目の前に立っていた
のだ。その姿は、この淡い月光と星の明かりが照らすのみの、この庭園にあって、まるで、
一幅の絵画のような印象さえ与えていた。

「遅くなりましたことお詫び申し上げます」
「いや、この程度なら構わない。
 さて、ダフネ、お前に話したいことある。他の者は、此処から去れ」

ダフネが、自らが主と定めたその人の前で、膝を折って礼を尽くすと、ディオスは、いつ
もの様に皇太子然とした、在るべき形をもって、その場に居た全ての者に命じた。
そうして、その場から、ダフネ以外の全ての者が去ったことを確認すると、ディオスは、
ダフネへと再び言葉をかける。

「ダフネ、久しいな。
 お前がこんなにも凛々しい騎士になるとは、正直、思っていなかった。少し歩くぞ」
「かしこまりました」

その短い返事を受けたディオスは、ダフネの方をあまり振り返ることなく、月明かりしか
ない暗がりの中だというのに、その行く先の方向へと、迷うことのない歩調で、自らの足
を進めていく。

自身の前を歩くディオスの背中を見つめながら、その後ろを歩いていたダフネは、自分の
背丈が、今年、十八になる皇子とそう変わらなくなってきていることに気付いた。
それに、あの時の幼かった頃の自分とは、全く異なってしまった、今の自分自身が置かれ
ている立場を改めて実感しながら、自分の目の前を歩く、その人の背中を見ていた。

その次の瞬間、彼の目の前を歩く、ディオスがふいに、自らの歩みを止めて、立ち止った。
ディオスは、そのまま、その場所で後ろへと振り返ると、いつもの皇太子としての毅然と
した表情を崩すことなく、ダフネの方へと向き合った。

「ダフネ、この場所を覚えているか?」
「えっ……」

ダフネは、皇子ディオスの強い意思に溢れたその瞳を見つめながら、言葉を詰まらせた。
自分が、この場所を忘れるはずなどない。
今、自分の目の前で、その傍ら在る大きな大木に手をついて佇む、皇子その人から、あの
告白を受けた場所なのだから。
彼と相対していた皇子は、ダフネが見せたその表情から全てを悟ったように微笑むと、ダ
フネへと、改めて言葉をかけた。

「さて、ダフネ、お前があの時、私に言ったあの言葉の真意がどれ程のものか、
 改めて私に見せてもらおう。さあ、お前のその剣を抜け」
「そのようなこと……!!」

相手から受けたその言葉に驚き、ダフネは、咄嗟にそう切り返していた。
だが、どうやら、彼と相対している皇子は本気のようで、その鋭い気迫とともに、自らの
左腰に差していた剣を鞘から抜き放ち、ダフネの目の前へと、突きつけた。

「失礼ながら、改めてお伺いいたします。
 貴方様のそのお言葉と振る舞いの真意は、誠のものにございますか」

皇子の漆黒の瞳から受ける鋭い視線をものともせずに、ダフネは相対する自身の紫炎の瞳
の視線を ほんの少しだけ険しいものへと変えた。
そして、そのまま、一歩だけ、後ろへと退がると、自身の強い意思がそのまま表れている
かのような視線を相手の方へと返す。

それから、ダフネは流れるような動作で、背中に背負うように大剣を留めていた革ベルト
を肩から下ろすと、自身のその目の前で、大剣の鞘を掴み、残ったもう片方の手で、大剣
の柄を握り締めた。
そうして、その姿勢を保ったまま、ダフネは、一歩も動くことなく、ただ、自分の目の前
の相手を見つめた。

「私がお前を欺いているとでも?」

ダフネへと鋭い視線を向けたまま、その様子を眺めていたディオスは、先程と変らず、極
めて冷静な口調でそう言った。

「失礼をいたしました。では、暫し、この私めの、お相手をお願い申し上げます!」

ダフネは、その言葉とともに、自らが手にしていた大剣の鞘を抜き放ち、素早い身のこな
しで、ほんの一瞬だけ、間合いをあけると、そこから一気に、自らが手にしている大剣を
相手に向けて、なぎ払うようにして振るった。
その次の瞬間、辺りは、互いの剣と剣のぶつかり合う、鋭く激しい音が響く。

だが、ディオスは、ダフネの剣を受け止めたわけではない。
絶妙の力と間合いを見計らい、ただ、単にダフネの大剣を自らの剣で払うようにして、受
け流しただけだ。

ダフネからの一撃を受け流した直後、今度は、ディオスの方から、一気に間合いを詰める
と、ダフネの目の前で、素早い所作をもって、左から右側へと一気に水平な線を描くよう
に自らの剣を振るう。

相手から繰り出された剣先を寸前のところで、何とかかわしたダフネは、再び少し間合い
を取り、今度は、自らの大剣をディオスの目前を狙って、上段から一気に振り下ろした。
それは、ディオスが避けきるのを見越した上でのものだ。

ディオスは、ダフネが予測したとおりに、大剣の太刀筋を見切って避けた。
だが、そこからの所作は、ダフネの予測とは、異なっていた。
目の前のその人は、その場で自らが剣を振るうことを止めていたのだ。

そして、ディオスは、その場に立ったまま、改めてダフネの方を見据えていた。
それからから、ふいに互いの剣による打ち合い止められ、ほんの一瞬の間、戸惑っているか
のような表情を見せていた、目の前の相手へと、彼にしては珍しく、大きく表情を変える程
に、嬉しそうな様子で、微笑みながら言った。

「ダフネ、お前は、これからも、この私との約束を違えることの無きように、
 我が方腕となるべく、一層の精進を重ねるが良い。
 あの時、私と交わした約束をこれからも、いや、一生、忘れるな」

「……えっ、あっ! いや……あ! ありがとう存じます!!」

自らが真に敬愛している相手から、いきなり向けられた、幼きあの時以来、見たことのな
い、満面の笑みにダフネは驚きながら、そう返事を返すと同時に、自らの頭を下げ、騎士
の礼を以って、相手に応えた。

ディオスは、そのダフネの様子を見届けると、満足したように自らの剣を再び鞘に納め、
ダフネに背を向けて、皇太子離宮の方へと歩いていった。

「お待ちください!!」

ダフネは、この場から立ち去ろうとしていたディオスの背中に向かって、無意識のうちに
そう、声をかけていた。
きっと、この機会を逃せば、また暫くの間、自分は、皇子に声をかける事さえ、叶わない
立場に置かれるのだ。
そう思った瞬間、ダフネには、今、目の前に在る、自らが敬愛するこの皇太子の背中へと
声をかけることを止めることなど、出来なかった。

「ディオス様、私がこの先、見事、貴方様の方腕となったその際には、
 貴方様から、この私に祝福を施してくださいますか」

自分が投げかけたその言葉に、自らの足を止めたディオスの背中に向かって、ダフネは、
真摯な眼差しを向けて、その場に立ちつくしたまま、相手からの返答を待った。

「お前が我が方腕となり、私の望みを叶えた暁には、その望み叶えよう」

ディオスは、そのただ一度だけ、ダフネの方へと振り向き、そう告げると、再び、皇太子
離宮へと、ただ一人で歩いていった。
そうして、ディオスの背中を見送った後で、ダフネは未だに、この場所に一人で残ってい
た。

本来なら、未来の主たるディオスの後を追って、自身も皇太子離宮のあの部屋に帰るべき
なのだろうが、今は何故だか、そんな気分には、なれなかった。
それに、皇子の剣の腕前なら、余程の刺客でなければ、その命を獲ることは難しいだろう。
そんな刺客の気配は、この辺りには微塵も感じられない。

ダフネはそう思いながら、先程と変わらず、月の光だけが差し込む暗闇の中で、皇子が手
をついて佇んでいた大木の幹へと自らの手をあてた。

―いつの日にか、二人で、この世界の全てを手にしよう-

その瞬間、あの幼き頃に、ただ二人で、この場所で誓い合った言葉が、ふいにダフネの脳
裏へと鮮やかに浮かび上がった。

「ディオス様、必ず、貴方のお傍に」

ダフネは小さな声でそう呟いてから、自らの背中の方からそよぐ夜風に促されるように、
自らの顔を上げると、傍に聳える大木の更に上の方で輝く月をただ、見上げて微笑んだ。

【END】

52様、細かい質問にも丁寧にお答えいただだき、ありがとうございました!
素敵な萌えを沢山いただいた52様の設定イメージから、大きく外れていないと良いなぁ
と思っています。
ダフネ様とディオス様のお二人の素敵な設定の全てを活かしきれなかった気もするのですが、
当初から書きたいなぁと思っていた、ダフネ様の想いとか、二人が剣を交わし合うシーン
なんかが書けて、本当に楽しかったです!!
素敵な機会を本当にありがとうございました!

追伸:
このSSを書いている間によく、うちの子達と掛け合いをしてもらったら、どんな感じに
なるかなぁ…なんて妄想もしていたので、また、そのうち、SSに書き起こしをさせてい
ただけると嬉しいですw
それから、52様の手によるイラストも大好きなので、ご自身のご負担にならない範囲で、
またお描き添えいただけると、更に嬉しいです!!
自分のワガママな気持ちばかりお伝えしてしまい、申し訳ないです。
だがしかし! 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

※wiki収録後に、一部修正を加えました。

※以下、wiki掲示板「書き合い・描き合いスレ」より

18 :31-SS二次創作ためのご質問:2011/07/09(土) 08:27:10
創作してもらうスレの31です
52様あての質問がまとまりましたので、こちらに投下させていただきます
少し細かい質問が多くなってしまったのと、そもそも、質問をまとめるのが遅くなってしまい、
申し訳ありませんでした
以下の質問には、わかる範囲(答えても良いかなと思う範囲)でお答えいただければ、大丈夫です
どうぞよろしくお願いします

1.ディオス様とダフネ様の一人称などを教えてください
  ちなみに私の中では、今のところこんな感じです

 ディオス様…① 一人称    公務時→私 私的時→私
        ② 相手のことは 公務時→グリンバーグ 私的時→ダフネ、君
 ダフネ様……① 一人称    公務時→私 私的時→俺
        ② 相手のことは 公務時→ディオス様(陛下または殿下)
                  私的時→ディオス、アンタ(貴方)

2.二人の外見(カラーリング)などについて教えてください
  ディオス様… 瞳→    髪→    服装→  
  ダフネ様…… 瞳→    髪→    服装→ 

あと、細かい質問をいくつか…
 ①お二人は、大人になってからも、髪の長さなど、変更はないでしょうか?
 ②身長(身長差)は、子供の頃と大人になってからで、それぞれどれ位でしょうか?
 ③ディオス様の得物は何ですか?
 ④ディオス様は武芸にも秀でていらっしゃると思って良いでしょうか?
(ただし、大人になってからのダフネ様には敵わないって感じでOKでしょうか?)
 ⑤国家や所属騎士団のイメージカラーとか、シンボルなどはありますか?

3.性別の件が発覚→騎士団(?)所属までの年齢などを教えてください
  以下、私的妄想により少し補っている部分もありますので、適宜修正をお願いします

 ① ダフネ様
  12歳  … 性別の件が発覚
    歳~ … 実父の基武芸の鍛錬に励む
    歳  … ディオス様直下の近衛騎士団に所属
        ※実父とともに、(実父の後見を得て)騎士としては初めて、ディ
         オス様の前に現れる
    歳  … 名実ともに、ディオス様の右腕として認知される

 ②ディオス様
   歳   … 性別の件が発覚
   歳~  … 以降、賢者モード
        ※それは女性に対しても同じで、何故かダフネ様を超える女性には
         廻り会えていないなどと、感じている
   歳   … 騎士となった、ダフネ様に再会
   歳   … 王位継承(戴冠)
   歳   … ダフネ様を名実ともに右腕として、国家の統治に奔走

4.その他
 ① 性別の件が発覚した際のエピソード(概要で大丈夫です)を教えてください
 ② お二人は、奥様を娶られましたか?
 ③ お二人の利き手(特に得物を扱う時)を教えてください

-質問は以上です-

長々とすみませんでした
色々あって、投下が今日になってしまったのですが、今週は本当に、二人が書きたくて、
仕方なくて、毎日のように二人のエピソードについて色々と考えてました
ようやく、質問が投下できただけだというのに、何だかすごく嬉しい気がしますw
52様、細かい質問が多くて、本当に申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願いします

23 :52:2011/07/09(土) 15:13:08
》18
待ってました!
早速答えさせて頂きますねー長くなりますスミマセン…

1.ディオスとダフネの一人称等
  →ディオスは基本偉そうな喋り方、ダフネは基本完璧な敬語で

 ディオス…① 一人称  公私問わず 我、または私(使い分けは適当)
       ② 相手の事 公務時→グリンバーグ、お前 私的時→ダフネ、お前
 ダフネ……① 一人称  常に→私、私め  たまに私的事に ダフネ(「ダフネは~でございます」とか)
       ② 相手の事 公私問わず 殿下、帝位継承後は陛下 たまに私的事に 貴方様

ダフネのたまに出る一人称二人称は、男の娘時代の名残で、2人きりの時にワザと茶目っ気で出したりします

2.二人の外見(カラーリング)
  ディオス様… 瞳→黒  髪→青みがかった黒  服装→漆黒の騎士服  
  ダフネ様…… 瞳→赤紫?藤色?  髪→薄い桃色   服装→黒ベース、部分的に赤の騎士服 

 ①二人は、大人になってからも、髪の長さなど、変更はない?
  →ダフネは男になると決めた時に、バッサリ切って短髪です(皇子は密かに残念がってる)
   ディオスは長さは変わらず、成人後は前髪を後ろに流す感じに整えてます

 ②身長(身長差)は、子供の頃と大人になってからで、それぞれどれ位?
  →幼少時…皇子の方がちょっと大きい
   成人後…ダフネの方がちょっと大きい(2人とも平均より高めの身長)

 ③ディオスの得物
  →何でも扱えるけど、好んで使うのは剣

 ④ディオスは武芸にも秀でている?
  →非常に秀でてます。2人の腕前は同等ぐらいですが、
   ディオスがバランス型なら、ダフネはパワー型で、戦闘スタイルに違いがあります

 ⑤国家や所属騎士団のイメージカラーとか、シンボル
  →国家のイメージカラーは黒、シンボルは在り来たりですが剣と盾
   帝国軍は1軍から5軍まであり、ダフネ所属の1軍(親軍の側面が強い)は
   赤い徽章で俗に赤騎士と言われたりする

3.性別の件が発覚→騎士団(?)所属までの年齢など

① ダフネ
 12歳  … 性別の件が発覚
 12歳~ … 師範(元々は皇子の師範)の元で武芸の鍛錬に励む
       ※妻となる女だと思ったから傍に置いていたので、最早傍置く理由はない
        でも片腕に相応しい男になったらまた傍に置いてもいい、とか何とか皇子に言われたので、
       「ではこの男(師範)を倒して御覧に入れましょう!」的な事をダフネから言い出した
 15歳  … 皇子と再会、師範を殺害
       ※師範と勝負して勝ったのに、師範が名折れを恐れて皇子に嘘を吐いたので、
        皇子の許可の下、真剣で勝負をして勝った。罪人(皇子への嘘の件)の首を皇子に献上し、
        皇子「そんなもん要らね」ダフネ「では我が忠誠をお受け下さいませ」
        皇子「おk」的なやり取りを交わす
 15歳  … 皇子と共に騎士学校へ
       ※帝室、名門貴族の子息専用の英才教育機関みたいな組織で、
        武芸以外にも政治や軍略を学んだりする(~35歳まで所属出来る。17歳以降は自由)
        以降、皇子の学友兼護衛兼片腕として常に一緒。2人とも35歳まで所属した。
  17歳 … 成人。騎士団に配備。この頃から皇子の為に男らしさを追求して大斧を使い始める
  25歳 … 第一軍の将軍を拝命。この頃には皇子の第一の臣として名声を得て、
        帝国軍の看板を背負う存在になる
 ②ディオス
  15歳  … 性別の件が発覚
  15歳~ … 以降、賢者モード
        ※それは女性に対しても同じで、何故かダフネを超える女性には廻り会えていない
         などと、感じている←まんまコレです!
  18歳  … ダフネと再会
  18歳  … 結婚
        ※相応の名家の息女を娶った。恋愛よりも、帝位継承者としての地盤固めとして
  20歳~ … ダフネの騎士団配備を待って、騎士団再編に取り掛かる。
        (ここで第1軍~第5軍が出来上がり、騎士団から帝国軍と呼称を改める)
         軍組織に限り身分制を撤廃し、教育の充実と共に実力主義を取り入れ、
         軍事力を強化すると共に、その方針に反発する貴族を反乱分子に仕立て上げて討伐し、
         権力と求心力を一手に掌握する
        (この時にダフネが期待通りの戦果を上げ、その功績を元に第一軍の将軍に据えた)
  29歳  … 先帝崩御により帝位継承、直後より大陸制覇に向けて侵略戦争開始

4.その他
 ① 性別の件が発覚した際のエピソード
   →2人で野外ラブラブデート中、興醒めの護衛を巻いた(日常茶飯事)後で雨に降られて雨宿り中、
    皇子提案で濡れた衣服を脱がせ合ったら、同じものが付いてるのを発見。皇子呆然。
    ダフネは性差を良く分かってなくて、お互いの股間を見て「お揃いですね!」とか言った
 ② 二人は、奥様を娶ったか
   →娶りました。ダフネは皇子の勧めに従った形(グリンバーグ家は建国の功臣の末裔で、過去に
    国策で断絶防止された事もある超名家)
 ③ 二人の利き手(特に得物を扱う時)
   →2人とも右利きです

以上です。
色気が無い設定で申し訳ないです…書き辛かったら適宜設定変えて頂いても全く構いませんので
wktkでいつまでも待たせて頂きます!

26 :名無しさん:2011/07/09(土) 19:10:37
》23
52様、細かい質問への早速のご回答ありがとうございました!!

うちの子達よりも、52様のお子様、お二人が断然真面目なことと、ディオス様の意外と俺様な感じに
ちょっと吹いたw
しかし、それよりも、ダフネ様のイメージがカラーリングも含めて、ビンゴだったのに驚きました!!
うん、自分の脳内で、本当にこんな感じの方が華麗に大斧を振るってましたよw

基本路線は、あまり変えなくて済みそうなので、概ね2、3週間位あれば、仕上がるかと思います。
お待たせしてしまって申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願いします!

PS:
今回は、52様のお子様の単独二次で書きたいと思っていますが、実は、うちのシオンとエルは、元々は、
ファンタジー属性の物語の子だったりします。
で、もって、エルは元設定では、皇子様だったりするので、うちの子達のあまりに不真面目な感じに吹
いてしまいました。
まだ今回のお話も書けていないというのに、そのうち!うちの子達にも登場してらう感じのスピンオフ
なSSも書きたくなってしまいましたw
今後ともどうぞよろしくお願いしますw

28 :52:2011/07/11(月) 19:34:36
》26
ダフネがイメージして下さってた通りとのこと、嬉しいです
皇子は凄くオレ様で基本上から目線ですw
一応、ファンタジーな戦記物萌えで作ったストーリーの敵サイドな2人なので、設定は堅苦しいかもですが、
こんなので宜しかったら、スピンオフなり何なり弄ってやってくださいませ!
というか、31様のエル&シオンのお2人が素敵なので、
ファンタジー物でも見たいのです…!
エルが皇子様ならシオンは従者かなーいや他国の皇子様でも良いナァ…夢が広がりんぐです…

29 :名無しさん:2011/07/17(日) 21:09:48
本スレ710です。
創作してもらうスレ52様のお子様をお借りした二次SSを仕上げて、同スレに投下してきましたので、
ご報告します。

ストーリが少し長めな上に、エロがない!
のですが、よろしかったらどうぞ

色々と考えてストーリーを組んだら、結局、ダフネ様に大斧を振るわせることが出来なかったのですが、
書いていて本当に楽しかったです!

52様、お子様をお貸しいただき、本当にありがとうございました!!
またそのうち、うちの子達ともコラボさせてくださいませ!
では、また…


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最終更新:2012年09月06日 20:20