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「地の底から」


作者:本スレ1-549様

302 名前:1-549 投稿日: 2013/07/28(日) 16:29:07

今日はwikiのろだに、1-549 のキャラのSSを上げさせて頂きました。
男同士がまともにえろえろしてる物が無いですが、それでも許す!
という方はどうかヨロシクです…

※注
 ・R-18Gです。
 ・猟奇。暴力と切断。攻めがゲス。胸糞。
 ・受けが廃人。終始サンドバッグ。
 ・受けが男寄りのふたなりです。なので、女性器が頻出します。
 入ってる穴がアナルじゃない方です。ま○こです。
 ここ801板だろがゴラァて話ですが、一応男×男だから他の板にも持ってけません
 すいません許してください(…)

! 苦手属性の方は閉じてください !

※一応説明
 ・リコ
  主人公の仲間で友達。半不死身。敵黒幕に狙われて、レダを差し向けられる。
  友達のベルナルドを人質にされ、レダに完封負け。今回まともに喋ってない。
 ・レダ
  敵黒幕が、リコを捕らえるために雇った傭兵。でも傭兵である以前に変態猟奇殺人鬼。 
 「生け捕りならおk。手足が多少取れてても構わん」って言われたのを曲解中。
  ヒャッハー。

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+ ← 以下本編「地の底から」
地の底から

 とある廃墟の地下。埃と塵にまみれた長い長い階段を降りた先に、沢山の牢が並んでい
る。この施設がずっと昔に閉鎖されてからも、浮浪者たちの住処になっていたりもしたが、
彼らは今いない。廊下の隅で死体になっている。

 明かりのない、闇に包まれた拷問部屋。あちこち崩れかけた石壁には無数の引っ掻き跡
が残り、それを黴と染みが覆い尽くしている。壁をよくよく見つめると、宗教的な装飾が
残っていることが分かるが、今や何の意味もなさない。空気の流れのない室内にはむせ返
るような汚臭が立ち込め、うるさいほどに蝿が飛び交っている。床に落ちているのはいつ
の物かも分からないボロきれ、腐り乾いたパン屑、濁った水溜り、糞。タバコの吸い殻だ
けが新しさを感じさせる。

 錆びた拷問用のベッドは血に塗れ、その下に青年が一人、衣服も纏わずゴミ同然に転が
されていた。ネズミの大群が集り、動かない彼の肉を食い千切っていく。青年──リコは
四肢を切り刻まれ、もう、頭と胴しか残っていない。目を覆いたくなる程、その姿は無惨
に変わり果てていた。細身ながらも筋肉質のしなやかな体躯は、サンドバッグのように殴
られ蹴られ、裂けて腫れ上がっていた。白磁のようだった肌は惨たらしく変色し、傷口は
黄色く濁った膿を滴らせ蛆が沸き、白い骨さえ覗いている。涙が乾いた頬に、色褪せた銀
の長髪がまとわりついていた。

 顔は片側半分が切り刻まれ、目を抉られ、肉を削がれ瞼と唇を切り取られ、とても正視
に堪えるものではなかった。残った半分はかつての面影を残していたが、今や覇気は微塵
も無い。片方だけの赤い目は虚ろで、視力は失っている。半分剥き出しになった歯の隙間
から、ヒュー、ヒュー、と呼吸の音が静かに漏れる。現在のリコに正気が残っているのか
どうかは判然としない。おそらく、自分がここに監禁されてどれほど経ったかも理解して
はいない。

 廊下から足音が響いてきた。年季によって錆付いた、分厚い鉄扉が悲鳴のような音を上
げてゆっくりと開き、隙間からはぼんやりと赤い光が漏れる。長身の青年が、燭台を片手
に部屋に入ってきた。唯一の光源に向かって羽虫が集るが、青年は気にしない。室内の不
潔さもハエの大群も、息ができないほどの悪臭すら全く気にも留めず、足取りは軽やかだ
った。上機嫌に歌さえ口ずさんでいる。全く調子が外れているが、よく聞けば聖歌のメロ
ディーだった。

 派手なファーのついた、毒々しいピンク色のジャケット。スリットの入ったミニスカー
トに、女物のソックスとブーツ。白い肌。帽子の下は、セミロングの緑の髪。その全てに、
飛び散った血が黒々と付着している。緑髪の青年──レダは、ベッドにびっしりと止まっ
た蝿を手で払い除けると、血でべたつくのも構わず腰を下ろす。脇に燭台を置き、上着の
ポケットからタバコを一つ取り出すと、おもむろに火を点けた。黒いレザーの手袋をはめ
た手は、華奢ではないもののしなやかな印象だった。女のような顔立ちで、厚化粧に紫の
口紅が鮮烈な印象を放っている。ぱっちりとしたオレンジ色の目のそばに、泣きぼくろが
一つ。見る者を不安にさせるような、妖艶な美貌だった。

「ただいま。暇だったでしょ」
 ただ普通に家に帰ってきたかのように、リコに対する行いの数々など何一つなかったか
のように、レダは平然と言う。やはり、リコは何の反応も返さない。
 シリアルキラーの手本のような男だった。自分の欲望のみに忠実で、実に短絡的に人を
殺す。傭兵稼業の傍ら、レダは気に入った相手を見つける度、遊んでは殺し、棄てていた。
今回は仕事の依頼で捕らえたが、気に入ったので雇い主に引き渡す前につまみ食いしてい
る。あの怪しげな依頼主は死んでさえいなければよいと言っていたし、これくらい構うま
い。

 腕のいい剣士だったのに、人質を取ってやったら実に簡単だった。誰よりも強気だった
のが急に大人しくなってさぁ。楽しかったなぁ。簡単に捕まるような間抜けを友達に持つ
と苦労するよなぁ。あんなに必死で。喚いて。楽しかった。楽しかったなぁ。まだ楽しみ
たかったのに。

「ねーえ、ただいまってば。もしもーし」
「……」

 リコは全く動かない。レダは、折角のオモチャが壊れてしまっていることに歯噛みした。
ちょっと加減を間違ったかな。それともあのバカにも貸してやったからかな。あーあ、お
気に入りだったのに。もっともっと時間をかけて遊び倒す予定だったのに、残念だ。

 リコがいつ狂ったのかは誰にも分からない。ここでの拷問のせいだったか。人質を目の
前で殺されたからか。人質の目の前でレダに犯されたからか。何にしろ、リコは正気だっ
た頃の彼ではないし、もはやレダと他人の区別さえつかないかもしれない。今お仲間が助
けに来たとしても、もう手遅れだね。ご愁傷様。

 ま、いいか。まだあったかいし、十分だ。レダは吸っていたタバコをリコの腹の上に放
って捨て、それを足で踏み付ける。周囲のネズミたちが散り散りに逃げていった。

「ったく、生きてるー?」
 部屋の悪臭に、肉の焦げる臭いが微かに混じる。リコの視線がやや動いたものの、虚ろ
な目は焦点が合わない。レダはブーツの踵に体重をのせる。

「がっ……………!」
 異物で膨れた下腹を思い切り踏みつけられ、内臓が引き潰されるほどの圧力に、リコは
苦しげに呻く。

 産まれついて、リコの体には明確な性別というものが無かった。要するにどちらの要素
も備わっていたのだった。陰茎はやや控えめなものが確かについていたが、その下に本来
あるべき睾丸は見当たらず、代わりについているのは女性器だった。幾度と無く使い込ま
れ黒く醜く変色し、異物を無理矢理押し込まれたままになっている。もう一つの穴も荒っ
ぽく使われ、ズタズタに引き裂かれていた。ここまでの扱いを受けて、それでも死ぬこと
がないのは彼の強い不死性によるものだったが、感じる苦痛は常人と何ら変わらない。衰
弱のあまり組織の再生力も失われているが、それでも死にはしない。

「まだ十分元気そうだね。よかったー」
 リコが死んでいないことを確かめ、レダは至極どうでもよさそうに平坦な声で言った。
ぐりぐりと何度も念入りに踏み付けた後、レダはようやく足をどける。リコの下腹に、赤
黒く変色した足跡が残る。

「はっ…………はっ……」
「頑張るじゃない」

 レダはクックッと喉の奥で笑いながら、今度はリコのものを靴裏で優しく転がし始める。
ひんやりと冷たい靴底の感触が心地よいのかリコは目を細め、半開きの口からは微かに甘
い吐息が漏れだす。人形みたいに大人しい。

 レダの両足が絡み付き、挟み込むように擦り上げられる。ひどく衰弱しているにも関わ
らず、レダに足で弄ばれリコの雄は次第に熱を持ち、硬く大きく張り詰めていった。腰の
辺りからは、じんわりと甘い疼きがわだかまってくる。リコは我知らず腰を浮かせていた。

肌が熱を帯び、開いた傷口から血膿が流れ落ちる。堅く引き結んだ先端からは雫がだらだ
らと漏れ出た。歪んだ笑みを口元に浮かべ、レダは足を動かし続ける。レダのものも既に、
スカートの上からでもはっきりと分かるくらいに興奮を示している。身体を引きつらせ、
四肢のないリコはまるで芋虫のように、無様にのたうった。

「…っ……あ………!」

 リコの屹立が弾け、白いものがブーツを汚した。レダは目を細め、うっとりとした表情
でその様を眺めていたが、やがて足をどける。ぐったりとしているリコの髪を乱暴に掴み、
力任せに引き摺り起こす。抱え上げて、自分が座っているベッドの上に移した。

 リコの膣口は激しく痙攣し、押し込まれた異物がきついようだった。苦しげに身をよじ
り、浅い息をしている。レダは手袋を外すとリコの方に向き直り、膣口に挿されたものを
掴む。

「ん…………っ」

 ずるりと引き抜くと、白い糸を引くそれを、レダはぞんざいに放り捨てる。べちゃりと
音を立てて落ちた肉塊は、肉が大きく割け崩れ、骨を覗かせていた。それは、ずたずたに
切り裂かれた拳だった。指は一本も無い。
 押し込まれていた異物を引き抜かれても、リコの腹は膨れたままだった。大きくなった
下腹部を撫でられると、リコの虚ろな表情が、わずかに泣き顔に歪む。

「さて……と」

 くすんだ色合いの花弁は紅く熱く充血し、大きくぱっくりと口を広げている。ねだるよ
うにひくついて、何か挿れられることを欲していた。とろけ切った蕾に指を差し込み、レ
ダはクチュクチュと音を立てながら掻き出すようにいじくる。冷たいものが入ってくる感
触にか、リコは身を強ばらせた。

 レダはそのまま、拳をリコの中にずぷりと潜り込ませる。もう、何の抵抗も無い。侵入
時の痛みはすぐに消え去り、愉悦へと変わった。肉壁が、握りしめた拳に吸い付いてくる。
中で手を広げると、蜜がとろりと流れ出た。快楽の泉を指で探り当てられ、甘い呻きが漏
れ出る。リコの雄は再び張り詰めてゆく。

 が、急に拳を引き抜かれ、リコは切なげな声を上げた。レダは足を開いて拷問用のベッ
ドに跨る。レダがスカートを捲り派手な下着をずらすと、見事な肉茎がぴんと跳ね上がっ
た。リコの細い腰を両手でがっちりと掴むと、濡れた蕾に熱いものを押し当てる。

「……う……………………」

 リコは身を震わせながら、片方になった目からボロボロと涙を流す。レダの雄は、ずる
りと根本まで入っていった。先端が奥に触れたのを感じ、リコは小さく声を上げる。リコ
の体温を感じつつ、レダは腰を動かし始める。既にリコが感じやすくなっているのも構わ
ず、激しく奥を突いた。

 声にもならないリコの嗚咽に、レダはぞっとするほど酷薄な笑みを浮かべる。腰を打ち
付ける音、粘膜の擦れる淫らな音が、狭い室内に響く。リコは身をよじって逃れようとす
るが、手足のない身体ではどうしようもない。太く堅く熱いものを出し入れされる感覚に、
体が内側から熱くなる。リコの呼吸は、レダの腰の動きと深く深く噛み合ってゆく。身を
貫かんばかりにレダに突き上げられ、リコは自ら腰を押し当ててきた。

「あっ………あぁ………あ…!」
「もっと喜べよ、ビッチ」

 その様を口汚く罵りながら、レダの手はリコの屹立を握りしめる。もう何度絞りとられ
たのか分からなかったが、少し触れられただけでもリコは堪え切れず、達した。手に絡み
付く液を無視し、レダは乱暴に扱き始める。肉壁が激しく収縮し、リコがきつく締め付け
てきた。レダのものはさらに大きさを増し、ただひたすら強引に突き続ける。閉鎖された
空間の中、泣けど叫べど声は誰に聞こえることもない。何も見えない目を見開き、リコは
とめどなく涙を流す。上下の口からは涎を垂らし、ベッドを軋ませ、髪を乱してよがり狂
っていた。あるのはレダに犯される感覚だけ。

「はあっ………っ……かわいい。…もっと……良くしてあげる」

 荒い息をつくレダは、いつもの声の調子に戻る──と、いきなりリコの首を両手で掴み
ベッドに押さえつけた。骨の軋む感触が伝わる。首を絞める手に万力のような力を込め、
レダは腰を一段と激しく打ち付ける。レダの熱い吐息がリコの耳にかかり、レダの手をリ
コの涙が伝う。

 どれだけ経ったのだろう。何も見えない目を見開いたまま、リコは全く動かなくなった。
それでもまだ死んではいない。レダは腰の動きを止め、リコの首を絞める手を離す。恍惚
とした表情でリコを見下ろし満足気に息をつくと、ぐぷりと音を立てて、リコの中から己
を引き抜く。白いものが溢れ、ベッドに滴り落ちる。レダは粘つく手でいとおしげに、リ
コの膨らんだ下腹を撫でた。

 と、リコの体がビクリと跳ねた。喘ぐように、苦しげに叫びながら、リコは体を激しく
痙攣させる。レダの精が混じった血が、膣口からドクドクと溢れ出す。

「たすけ………ベル………………た、す………あぁ…」

 赤い海の中に、潰れたような塊が流れ出た。一体どうしたのだろうとレダは首をかしげ
たが、ああさっき腹を踏み潰してやったせいだなと思い出し、声を上げて笑いだした。レ
ダは、唐突に頭の中のスイッチが入ってしまった。ベッドからリコを乱暴に落とし、特に
理由もなく何度も何度も何度もリコを蹴り飛ばす。血と膿がボタボタと飛び散る。声を張
り上げ喉が潰れるまでレダは笑っていた。





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最終更新:2013年07月28日 22:05