366 名前:本スレ1-710、設定スレ1-036 投稿日:2013/10/27(日) 22:11:58

今晩は、1-710 です
久し振りに人形ネタを2つほどロダにUPしてきました
どちらもネタ的なものですがよろしかったらどうぞ

以下、UPしたネタの概要等のご案内です

その2:小さなエイシアさん(お人形)にハロウィン仕様?で白い魔法使いの
    コスプレをさせてみた!

   ※人形注意
   ※こちらも台詞SS(新規)との同梱パック
   ※登場キャラクターはエイシアさん、エドワードさん、ウィルさんです

……何とかハロウィンに間に合いました……

あと、彼等のお洋服はどちらも既製品です
どちらも拙いもので恐縮ですが、ほんの少しでもお楽しみいただけると幸いです



1-710です
DLいただきありがとうございます

以下、このテキストデータの注意事項です
注意事項をお読みいただき、OKだ!大丈夫!という方は、
よろしかったらどうぞ

※一緒にDLしていただきました、人形ネタ(写真)と対になるように書いた台詞SSです
※そして無駄に少々?長いw
※エロなし
※登場キャラクターは、エイシア(6-7歳)、エドワード(37-38歳)、ウィル(9-10歳)です

では、以下、本編等々です

-----------------------------------------

-A TIME OF THE FESTIVAL DAY-君と過ごす祝祭-


「Trick or treat?」
「Happy Halloween! はい、これ」

「エドワード、ありがとうございます!
 あ、これ……このお菓子……ウィルが作ったんですよね……」

「そうだね、僕が作ったわけじゃない。僕じゃこんなに上手く作れない」

「いや、違うんです。ごめんなさい……エドワードから貰えてとても嬉しいけど。
 僕等も何かウィルに渡せないかなって、思って……ウィルは?」

「めずらしく、また自室に戻って眠ってる。どうやら昨日も寝るの遅かったようだし。
 どうせ今日は夜も遅いだろうから仮眠を取るって言っていたよ」

「……エドワード、僕らもウィルに何か渡せるようにお菓子、作りませんか。
 材料、少し余ってないかな。僕、冷蔵庫とか見てきます!」

「あ、僕も一緒に行くよ」

  ※

「ほら、バターとか、卵とか、あと薄力粉とか、材料、少し余ってますよ。 
 これならカップケーキくらい作れるかな……ね、一緒に作りませんか」

「エイシア、君、その衣装は?」

「帽子とケープを外せば大丈夫です。あ、……でもやっぱり……。
 これ、今は、今日の夜に着る為に試着しただけだし、着替えた方がいいのかな。
 僕、着替えてきます。少し待っていてくださいね!」

「ああ……はい、あと、キッチン用のステップ……は出してあるか」

――本当に……。
  今年は去年よりも、さらに楽しいハロウィンになりそうだな……。

  ※

――やっぱり、服、着替えておいて良かった。カップケーキ作るだけで結構汚れる
  もんだなぁ……。エドワードの言うとおり、早くシャワーも浴びたいし。
  バスルームの方も先に用意しにきて正解かな。

「……!! あ、ウィル! もう起きたんだ」
「そうだけど。エイシア? ……何かあった?」
「何でもないよ」

「そうか。
(そんな訳ないだろう、そんな風に服とか顔に小麦粉とか、
 カップケーキの生地の残りらしきものを付けてたら……)……で?
 君もダイニングに戻るの?
(今までバスルームの方に向かって……ダイニングとは逆方向に向かっていた気がするが)」

「そうだよ。
 別にいいじゃないか、それから、これからダイニングでエドワードに会ったら、
 『 Trick or treat? 』って言ってよ。約束だからね!」

  ※

「あれ、ウィリアン、それにエイシアも。どうかした?」
「いえ、目が覚めたから……起きてきただけなんですけど」
「その、廊下で偶然ウィルに会って……」

「で、2人でダイニングに来てくれたんだ?」
「……エイシアが、ダイニングに居る貴方に『 Trick or treat? 』と言えと」
「そんな言い方ないだろ!」

「……まあ、いいじゃないか、エイシア。
 ほら、ウィリアン、君の方も、はい、『 Happy Halloween! 』ってことで。
 君にも何か渡せるようにって、エイシアと一緒にカップケーキを作ったんだ。受け取ってくれる?」

「……あ、ありがとうございます……その……
 カップケーキは上手く出来てると思いますけど……。
 あのキッチンの方は……これから片付けるんですか」

「ああ、そうなんだ。
 だから、エイシアには先にバスルームの用意をしてきてもらおうと思ってたんだ。
 汚した服も着替えたいしね」

「わかりました。でも、とりあえず
 ここを3人で片づけてからバスルームに行った方がいいかと思いますが」

「それもそうだね」
「…………」
「……? エイシア? どうかした?」

――なんか……カップケーキ、あんまり喜んでくれなかった気がする。
  エドワードも僕に付き合ってくれていただけだという気もするし、

 キッチンも汚して……エドワードとウィルに余計な手間かけさせたみたいだし……。
  もう少し、考えてから行動すれば良かったかな……。 

「……その……僕、なんか余計な事してしまったみたいで……
 迷惑をかけてしまって、本当にごめんなさい」

「「そんな事ないよ。カップケーキ、嬉しかったよ。ありがとう」」

「「「あ、(……2人で同じ事を言って……)」」」

「……えーと、じゃあ、まず、キッチンを早く片付けようか」

「「はい」」

――こんな風に何度も同じタイミングで声をかけ合うなんてね。
  なんか、ただの人間の僕まで、
  君等と同じように心が通じあってるみたいで嬉しくなるね。

  ※

「……で、結局、何で僕だけが仮装することになってるんですか?」

「そりゃ、僕はもう仮装なんかする年齢じゃないし、
 ウィリアンはもう他人から構われるのが面倒だとか言って
 仮装なんかしてくれなくなったし。

 君は今年初めて、僕等と一緒にハロウィンを過ごすわけだから、
 君にはどうしても普段と違う格好をして欲しかったんだけど」

「……これ……以前、ウィルも着た事があるんですか?」

「いや、着てくれなかった。でも君は(可愛くて)似合うから良いじゃないか。
 良い魔法使いの衣装(可愛いし、)似合ってるよ」

「……そうですか……? 似合ってますか?(何かしっくり馴染まない気が……)」

「ああ、似合ってるよ(可愛いしね、とは言えないけど……)。
 さあ、今日は年に一度のハロウィンナイトだよ、楽しまなくちゃね」

「えと、それはそうですよね! 皆で思いっきり楽しめるといいですね!」
「ほら、ウィルが待ってるよ、さあ、パーティに出掛けよう!」
「はい!」

――あれ? 僕、このまま、エドワードの言葉を肯定しちゃって良かったんだっけ?
  やっぱり、何で僕だけ仮装する事になってるんだ? …………まあいいや。
  でも、今夜のハロウィンパーティ、皆と一緒に楽しめるといいな。

+ ← 人形注意

【END】

お読みいただきありがとうございました!
小さい子が大人に甘えつつ、きゃいきゃいしてるっていいよね……ということで
書いてみましたが、結果、エイシアもウィルもこの頃からあまり変わりないですね……

またいつか、1-037の共通設定に年齢を上げたハロウィンネタなんかも書いてみたいです
そのうち、皆さまのお子達とも絡ませてくださいませ
どうぞよろしくお願いします-!

※各キャラクター設定の詳細は 設定スレ 1-036


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年11月02日 00:25
添付ファイル