【名前】ジルドレイ・モントランシー
【性別】男
【年齢】25
【罪状】殺人、強姦、児童虐待、器物破損、建造物損壊罪、誘拐、監禁、放火
【刑期】死刑
【服役】3ヶ月
【外見】超力による特殊な施術を含む全身整形により、
ジャンヌ・ストラスブールと骨格、体格、顔立ちまで殆ど同じだが、獄中では染められないため、髪だけ青みがかった地毛となっている。
【性格】
表面上は誰にでも優しく、友好的な人物に思えるが、その本質はどこまでも虚無的かつ機械的。
喜怒哀楽といったおおよそ人間らしい感情や、それに対する共感性も無く、他人と己の命に対して一切の執着が無い。
ようはガワだけ人間のふりをしている昆虫のような精神性の持ち主。
唯一の例外がジャンヌであり、彼女に対してのみ異常な執着を向けている。
一人称「私」、二人称「貴方、貴女」
【超力】
『我が情熱は去り(ラ・パッション・パシー)』
冷気を自在に操る超力。
最大で絶対零度にまで達する冷気はあらゆるものを氷結させ、停止させる。
氷槍や氷柱といった物理攻撃から強烈な冷気による範囲攻撃、氷による分身の作成といった多彩かつ強力な技を有している。
【詳細】
フランスの貴族の家系であるモントランシー家の現当主。
生まれつき人らしい心を持たない彼は、ただ家の跡継ぎとして求められるままに過ごす空虚な人生を送っていた。
しかし、ある日正義の味方として活動するジャンヌの姿を見た事で一変し、狂信的なジャンヌ信者と呼べる者へと変貌した。
当初はジャンヌに習って善行を行い、救助活動への支援や、家の財力を活用して治安維持のために出資金を出すなどの慈善活動を行っていたが、組織の陰謀によりジャンヌが有罪判決を受け投獄された事で状況が一変する。
元から善悪の区別がないジルドレイにとって、ジャンヌの行う活動の意義や目的は一切興味感心がなく、彼女の抱く正義への共感は欠片もなかった。
なので、ジャンヌの名が人々の中で悪魔の代名詞となった時、彼は何も気にせずそれに倣い、推し活の一貫として彼女の行ったとされる全ての犯罪を模倣し続け、最終的に最悪の模倣犯としてアビスに収監された。
なおジルドレイはジャンヌ本人とは一切の面識がなく、ジャンヌもジルを知らない。
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他の受刑者との関係 ※ネタバレ注意 |
※設定上の関係性や本編で言及された面識。
キャラ |
関係 |
初言及 |
ジャンヌ・ストラスブール |
感情が欠落したジルドレイを見かねた父は、英雄「ジャンヌ・ストラスブール」を指標とすることを促した。 彼女を手本にしたことで世間との折り合いを付けられたジルドレイは、価値基準の全てを彼女に委ねるようになった。 |
052.Dies irae(前編) |
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最終更新:2025年04月13日 20:28