【名前】ジャンヌ・ストラスブール
【性別】女
【年齢】19歳
【罪状】
殺人、内乱罪、強姦、児童虐待、器物破損、建造物損壊罪、誘拐、監禁、放火(全て冤罪である)
【刑期】終身刑
【服役】二年
【外見】腰まで届く金髪と翆色の瞳の美少女。意志の強さを感じさせる顔立ちは騎士を思わせる。
【性格】弱気を助け強気を挫く。勇気と慈悲とを併せ持つ少女。要は正義の味方である。
【超力】
『此れなるは 悪を退け闇を照らす 赫赫たる焔の剣(ケルビム)』
全長50cmの精妙美麗な装飾が施された西洋剣の柄と、炎の翼を出現させる超力。
剣身に当たる部分が存在しないが、ジャンヌの意思一つで、紅炎(プロミネンス)を思わせる炎が噴出する。
熱量や炎の大きさ、果ては輝度に至るまで任意に調節できる。
熱を全く発さずに、輝度だけを上げて照明として使用する事も可能。便利。
炎の剣としての使用法がメインだが、火炎放射や炎で壁を作る事で攻撃を焼き落とす。
自身の身体に炎熱を纏わせて打撃や組技に熱による追加ダメージを発生させる事や、自身に掛けられた状態異常やデバフを焼き落として無効化するといった事も可能。
炎を凝縮させて高熱を帯びた実体剣として使用するという事も出来る。
炎の翼は羽撃きでは無く、炎をジェット噴射の要領で噴出させる事で高速飛行を可能とする
翼での打撃や、切り離して飛ばしたりといった使用法も出来る。
【詳細】
フランス産まれの正義の味方。
『開闢の日』以降の混乱期に、治安の悪化と秩序の混乱から、あらゆる場所で犯罪組織が勢力を伸ばした結果、それに対抗して現れたカウンター勢力(アヴェンジャーズ)。
ジャンヌ・ストラスブールもその一員として、日夜悪と戦っていた。
折しも欧州では、政治的混乱に陥った中東やアフリカ諸国からの移民が大量に流入し、宗教的民俗的な対立も加わり、欧州諸国は軒並み治安どころか政府機能すら低下する有様だった。
そんな状況下で精力的に活動し、蔓延る悪を討ち、災害現場に駆け付けて救助活動に励むジャンヌは、現代のジャンヌ・ダルクと称賛された。
そんなジャンヌのヒーローとしての活動は、ジャンヌ自身の破滅という形で終局する。
欧州一帯に根を張った犯罪組織との対立。
欧州各国の政・財・官は元より、メディアや宗教にまで勢力を及ぼす巨大組織に、強力な超力を持つとはいえ、一人の少女が叶う筈も無く。
犯罪組織により、多額の借金を背負わされた親友に売られて、囚われの身になってしまう。
その後はお約束の、2D夢小説展開である。
逃亡や反抗を防ぐ為に変なクスリをしこたま打たれて、およそ人が思いつく限りの凌辱虐待の限りを尽くされ、心身ともに穢され抜かれた。
二年間に渡り組織に“飼われ”凌辱され続けた日々は、飼い主だったら男の『飽きた』の一言で終わりを迎えた。
「死なせて楽にしてやるなんて事はしない。死ぬまで糞溜めで惨めに生き続けろ」
犯罪組織と対決する事を表明した政治家を惨殺しただの、多数の児童相手に性的虐待を行っただの、凄まじい数の冤罪を被せられ、メディアで大々的に報じられて、ジャンヌ・ストラスブールの名は悪魔の代名詞となり。
ジャンヌは終身刑の判決を受け、アビス送りとなった。
なおアビス送りになる際に知らされた事だが、ジャンヌを売った親友含む友人達や、ジャンヌの両親含や親戚、果ては近隣の住民やそのペットに至るまで、
ジャンヌの関係者は組織により殺され尽くしている為に、ジャンヌは天涯孤独の身となっている。
此処までの過酷苛烈な運命に晒されて、殺し合いを強要されるという目に遭っても、ジャンヌの正義の心は未だに消えていない。
尤も、邪悪犇くアビスに於いて、何時までその志を貫けるかは不明である。
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他の受刑者との関係 ※ネタバレ注意 |
※設定上の関係性や本編で言及された面識。
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最終更新:2025年04月13日 21:54