和田邸、午前二時。
(眠れない……)
いや、私が枕が変わると眠れない性質を持っているのは知っていたんだ。眠れないのもまあまあ慣れっこだ。ただ一つ問題があるのが……。
(眠れない……)
いや、私が枕が変わると眠れない性質を持っているのは知っていたんだ。眠れないのもまあまあ慣れっこだ。ただ一つ問題があるのが……。
「……あかり……そんなにものほしそうなかおしても……ちゃんといわないと……」
「あかり……やさしい……ずっといっしょに……」
「あかり……やさしい……ずっといっしょに……」
彼女ら、寝言で欲望が駄々漏れなのだ。
どうしろというんだ、気まずいにも程があるだろう!?
米原君が和田君のことを好きなのは火を見るより明らかだし、石川君は逆にそうじゃなかったらなんなのかというくらいだし、その事実はわかっている。わかっているのだけど。
どうしろというんだ、気まずいにも程があるだろう!?
米原君が和田君のことを好きなのは火を見るより明らかだし、石川君は逆にそうじゃなかったらなんなのかというくらいだし、その事実はわかっている。わかっているのだけど。
「あ、……あかりそこは……だめですのよ……」
「え、……あかりも……? うれしい……!」
「え、……あかりも……? うれしい……!」
……。
……早く寝かさせてくれ。
……早く寝かさせてくれ。