12月9日の夜更け。
「ただいま~……」
「あかり、お帰りなさいまし♪」
ドアを開けると、エプロン姿でルンルンな花音がいた。
「いつになくご機嫌だね……」
「ふふふ、今日は何の日だかご存知でしょう?」
「自分でいうの? なんか恥ずかしいよ……」
鞄を部屋に置きに行きながら言う。
「あらそうですの。じゃあ……、あかりの為のスペシャルメニューはお預けということでよろしくて?」
「ええ~っ、なんでそうなるの~?」
「じゃあ、今日は何の日ですの?」
「……私の誕生日」
「よく言えました、良い子ですわね~」
「撫でないでよ……!」
「良いんじゃないですの、減るもんじゃありませんし……」
そう言って私の頭をわしゃわしゃし続ける。……まあ、もう外には出ないし、花音にしか見せない姿だから、別に良いんだけど……。
「じゃあ、早く着替えてきて下さいまし、シチューを温めておきますので」
「わぁ、シチュー? 私シチュー大好き!」
「当然知ってますわよ? 食後はケーキも買ってありますので」
「至れり尽くせりで申し訳ないよ……良いね、誕生日」
「そんな謙遜することなくてですよ、パートナーですから」
そう言って花音は胸を張る。……久しぶりに見たけど、相変わらず育ってないなぁ。
「……うん。そうだよね。私と花音はパートナー……。……あれ、……眠くなってき……ちゃった……?」
「あかり……?」
意識が……遠退いて……花音……。
「ただいま~……」
「あかり、お帰りなさいまし♪」
ドアを開けると、エプロン姿でルンルンな花音がいた。
「いつになくご機嫌だね……」
「ふふふ、今日は何の日だかご存知でしょう?」
「自分でいうの? なんか恥ずかしいよ……」
鞄を部屋に置きに行きながら言う。
「あらそうですの。じゃあ……、あかりの為のスペシャルメニューはお預けということでよろしくて?」
「ええ~っ、なんでそうなるの~?」
「じゃあ、今日は何の日ですの?」
「……私の誕生日」
「よく言えました、良い子ですわね~」
「撫でないでよ……!」
「良いんじゃないですの、減るもんじゃありませんし……」
そう言って私の頭をわしゃわしゃし続ける。……まあ、もう外には出ないし、花音にしか見せない姿だから、別に良いんだけど……。
「じゃあ、早く着替えてきて下さいまし、シチューを温めておきますので」
「わぁ、シチュー? 私シチュー大好き!」
「当然知ってますわよ? 食後はケーキも買ってありますので」
「至れり尽くせりで申し訳ないよ……良いね、誕生日」
「そんな謙遜することなくてですよ、パートナーですから」
そう言って花音は胸を張る。……久しぶりに見たけど、相変わらず育ってないなぁ。
「……うん。そうだよね。私と花音はパートナー……。……あれ、……眠くなってき……ちゃった……?」
「あかり……?」
意識が……遠退いて……花音……。
天井だ。
……という夢を見たらしい。……花音ちゃんと一緒に住んでるの? 何故か呼び捨てにしてたし……。不思議が一杯。でも、ああいうのもありだなぁ。……というか。
「今日、誕生日か……」
一人で迎える朝。学校に行ったら、みんな祝ってくれるだろうか。期待に胸を膨らませながら、私は支度を始めるのでした。
……という夢を見たらしい。……花音ちゃんと一緒に住んでるの? 何故か呼び捨てにしてたし……。不思議が一杯。でも、ああいうのもありだなぁ。……というか。
「今日、誕生日か……」
一人で迎える朝。学校に行ったら、みんな祝ってくれるだろうか。期待に胸を膨らませながら、私は支度を始めるのでした。