前回のあらすじだよっ!
ごくフツーの私立高校に通うフツーの女子高生、和田あかり。彼女はゲームセンターでトラウマを負い、ずっと気持ちが内向きだったが、米原花音と出会い、彼女が大好きだった音ゲーとの時間が再び動き始める。そんな中、二人は、仲間と音ゲーをするのをやめた中島風香や、屋上でセカ天を歌っていたあたし、村崎ミカ、そしてグルコスをプレイする謎多き金髪の美少女と出会った!
ごくフツーの私立高校に通うフツーの女子高生、和田あかり。彼女はゲームセンターでトラウマを負い、ずっと気持ちが内向きだったが、米原花音と出会い、彼女が大好きだった音ゲーとの時間が再び動き始める。そんな中、二人は、仲間と音ゲーをするのをやめた中島風香や、屋上でセカ天を歌っていたあたし、村崎ミカ、そしてグルコスをプレイする謎多き金髪の美少女と出会った!
「……そこの小娘ども、……黙れ、失せろ。お前たちは、紗夜が現状『PERFECT』していることが分かっていて邪魔しているのか? ……ふん。分かればいいんだ」
ふわふわした金髪の、私達と同じ高校の女の子が、そう言って瞬きをした刹那、目の雰囲気が和らぐ。
……どういうことなんだろう。
それはそうと、本当にこの子の「GROOVE COASTER」のプレイはうまい。着実にGREATを出し続けている。……というか、GREAT以外出てない!?
そして画面に映し出される虹色の「PERFECT」の文字。
「全良……!」
「AP……!」
私達は同時に呟く(メインゲームが違うから、出てくる単語が違うんだけど……)。
「う~~~~、……ん。りろんちたっせい、と」
大きく伸びをして、随分と緩い声で呟く。
「そこの方、」
花音ちゃんが女の子に話しかける。……勇気あるなあ、また、怒鳴られちゃうんじゃないの、と思ったけど。
「……あ、さやのぷれい、みててくれてたの? ありがとぉ」
帰ってきた言葉は驚くほど和やかだった。
驚いていたのは花音ちゃんも同じ。さっきまでのは、なにかの間違えだったのかな……?
花音ちゃんは表情を戻して、
「わたくし、貴女と同じ高校の、米原花音という者ですの。こちらは……」
と言って、私に手の先を指した。
「わ、和田あかりです……!」
「さやは、『来栖紗夜』っていいます」
「来栖様、わたくし、音ゲー部を作ろうと思っていますの」
「おー、たのしそうだね……!」
「では、入っていただけませんか?」
「それは、もちろん……」
と言いかけたところで、来栖さんは顔を暗くして、何かぶつぶつ言い始めた。
「──え、………るの? ……、…つに、……けど──」
「? あの、来栖様?」
花音ちゃんが問いかけると、来栖さんは瞬きをした。
ふわふわした金髪の、私達と同じ高校の女の子が、そう言って瞬きをした刹那、目の雰囲気が和らぐ。
……どういうことなんだろう。
それはそうと、本当にこの子の「GROOVE COASTER」のプレイはうまい。着実にGREATを出し続けている。……というか、GREAT以外出てない!?
そして画面に映し出される虹色の「PERFECT」の文字。
「全良……!」
「AP……!」
私達は同時に呟く(メインゲームが違うから、出てくる単語が違うんだけど……)。
「う~~~~、……ん。りろんちたっせい、と」
大きく伸びをして、随分と緩い声で呟く。
「そこの方、」
花音ちゃんが女の子に話しかける。……勇気あるなあ、また、怒鳴られちゃうんじゃないの、と思ったけど。
「……あ、さやのぷれい、みててくれてたの? ありがとぉ」
帰ってきた言葉は驚くほど和やかだった。
驚いていたのは花音ちゃんも同じ。さっきまでのは、なにかの間違えだったのかな……?
花音ちゃんは表情を戻して、
「わたくし、貴女と同じ高校の、米原花音という者ですの。こちらは……」
と言って、私に手の先を指した。
「わ、和田あかりです……!」
「さやは、『来栖紗夜』っていいます」
「来栖様、わたくし、音ゲー部を作ろうと思っていますの」
「おー、たのしそうだね……!」
「では、入っていただけませんか?」
「それは、もちろん……」
と言いかけたところで、来栖さんは顔を暗くして、何かぶつぶつ言い始めた。
「──え、………るの? ……、…つに、……けど──」
「? あの、来栖様?」
花音ちゃんが問いかけると、来栖さんは瞬きをした。
「……小娘ども、うざいんだよ」
「「…………!」」
来栖さんの瞳から、光が消えた。
「紗夜はそんな得体の知れない物には入らない、分かったか?」
まるっきり話し方も違う、別人、……だ。
「……貴女は、いったい?」
「紗夜は紗夜、私は私だ。……紗夜、帰るよ」
まるでそこに誰かもう一人いるかのように声をかけ、一人去っていった。
来栖さんの瞳から、光が消えた。
「紗夜はそんな得体の知れない物には入らない、分かったか?」
まるっきり話し方も違う、別人、……だ。
「……貴女は、いったい?」
「紗夜は紗夜、私は私だ。……紗夜、帰るよ」
まるでそこに誰かもう一人いるかのように声をかけ、一人去っていった。
「あかり、どう思います?」