目次
世界観概要
【第9領域 Domain:9】
本企画の舞台。
世界中に点在する生存可能地域だった場所のひとつ。SOUTH FRONTIERとMIDDLE EASTの中間付近に存在する。
財団、傭兵、三大勢力、サインズのどれとも僅かながら交わり、どれにも与しない事から、外部からは“交差自治区”と呼ばれている。
かつては「政府」と呼ばれる統治機構が圧政を敷いていたが、6年前に政府軍が起こしたクーデターにより社会秩序が崩壊。
現在は「
バンガード」をはじめとした大小の勢力が物資と領土(特に工業基盤のある各地の都市区)を奪い合う戦場と化している。
かつての首都である最大の都市区「
イル・シャロム」を中心に地下連絡鉄道で結ばれた幾つかの都市区が派生するように連立。
以前は「政府」により統括されていた各都市区は、現在それぞれが独立した勢力の拠点となっている。
また都市区の地下や郊外には政府時代の棄民政策で生じた難民のスラムが形成され、反体制組織の温床となっている。
周辺の荒野には旧時代の廃棄施設や巨大兵器の残骸、大深度地下都市跡などがいくつも確認されており、ミグラントによる物資のサルベージが盛んに行われている。
【アリーナ】
「
OVA」が主催する違法賭博がクーデターを境に発展し規模を増したもの。
傭兵を選手として雇い入れAC戦を行い、それを見世物にして勝敗を賭けの対象にしているもので、興行である以上ルールは存在するが徹底されてはおらず、八百長や妨害工作、イベント性重視の変則マッチなども珍しくない。
【第9領域の立ち位置】
三大勢力は極めて大きな組織であり、第9領域全体はそれらの足下にも及ばない。
また第9領域近辺には「タワー」が全く存在せず、代わりの地下都市跡は三大勢力には価値のあるものとは認識されていない。
その為、わざわざ攻め込む、交渉するなどといったアプローチを行なう価値は、戦闘に伴うリスクに対して極めて薄い。
以上の経緯から、ヴァーディクトウォーに於ける第9領域は周囲に半ば放置される形で中立を保っており、三大勢力による武力的な介入は、現状では偶発的な事例を除き皆無に等しい。
(基本的には空気。三大勢力の出身者は可。公式キャラの直接的な関係者は不可)
【OVAとサインズの関係】
両者は相互不干渉を原則としており、傭兵の登録はどちらか一方にしか行えない。
同様の理由により、外部の依頼が第9領域に持ち込まれる事は無い。
結果として、OVA登録傭兵はサインズにとって存在しないものとして扱われる。逆も然り。
地理情報
地図上の×印は激戦区。
代表的な勢力
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バンガード イル・シャロムを拠点とする、領域内最大勢力。旧「政府」からクーデターによって政権を奪取した。圧倒的な物量を有しており、武力による第9領域の再統一を掲げる。 |
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カストリカ同盟 イル・シャロムから比較的遠方に位置する地方都市区。周辺の勢力を傘下に収め、急成長を遂げた。対バンガードの方策を固め、「政府」の復活による民主的な第9領域の統治を謳う。 |
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バタリア 周囲を荒野に囲まれた小都市区。郊外には、旧時代の巨大な六脚型機動要塞「マザー」の残骸が鎮座する。外部からの流入者を積極的に受け入れ、OVAを介して領域内での活動支援にも力を入れている。 |
勢力相関図
年表
年号 |
事柄 |
特記事項 |
D.E以前 |
群雄割拠 |
一部ミグラントが汚染度の比較的低い地域を発見。拠点作成を開始、後に都市となる。 |
D.E.0 |
第九領域成立 |
周辺各都市の代表者の合議制で政府樹立。記録焼失により詳細不明。 |
D.E.1~268 |
空白期間 |
政権交代、クーデター等で多種多様な政府が成立した。 現在は歴史的資料の大部分が紛失、あるいは焼失しており現存資料も真偽が定かではないため詳細不明。 |
D.E.269 |
旧政府樹立 |
民主政権。首都をイル・シャロムに制定。 |
D.E.321 |
バンガード政権樹立 |
バンガードによるクーデター発生、軍事政権樹立。旧政府崩壊。 |
D.E.324 |
- |
バンガード政権の安定化に伴い周辺ミグラントの活発化。 |
D.E.327 |
現在(OVA-VD) |
バンガード及びOVAの体制変化発生。 |
最終更新:2014年01月01日 02:41