接続詞には、等位接続詞(3語)と従属接続詞(10語)と特殊接続詞(3語)がある。
等位接続詞と従属接続詞を総称して文接続詞と呼ぶことがある。
いずれも語末はmは終わる。
等位接続詞
文と文を、対等な関係で接続させる。
又、文頭で使って前の文との関係を表す用法もある。
それぞれに強弱と略表記がある。
| 接続詞 |
強 |
弱 |
略表記 |
| 接続 |
lom |
om |
, |
| 順接 |
zom |
som |
,, |
| 逆接 |
vam |
fam |
- |
接続の接続詞
文と文を接続する。
日本語で言う「~して…する」とか、「~し、~する」に当たる。
強接続は「順序」、弱接続は「並列(単純接続)」で使う。
順接の接続詞
前の文の当然の成り行きとして、後ろの文を導く。
強調する場合以外は弱順接を使うのが一般的。
逆接の接続詞
前の文の当然の成り行きに反する内容の文を導く。
強調する場合以外は弱逆接を使うのが一般的。
従属接続詞
文に対して、それに従属させる形で文を接続させる。
位の高い文から、主節→第一位従属節→第二位従属節→…と呼ぶ。
語末の"m"を"l"にすると係詞になり、後ろに名詞をとることができる。
又、従属節が長い場合、節末にneを置いてもよい。
| 接続詞 |
強 |
弱 |
|
接続詞 |
強 |
弱 |
| 原因 |
bam |
pam |
|
放置 |
bom |
pom |
| 目的 |
vum |
fum |
|
進行 |
gum |
kum |
| 結果 |
gem |
kem |
|
比喩 |
bem |
pem |
| 程度 |
dam |
tam |
|
比較 |
dem |
tem |
| 条件 |
zem |
sem |
|
同時 |
dum |
tum |
| 譲歩 |
jem |
xem |
|
原因の接続詞
「何故ならば」、「何故かというと」、「~するから」、「~するため」に当たり、主節の理由や原因を表す。
新しく示す理由は強、相手にとって既知の理由は弱を用いる。
目的の接続詞
「~する為に」「~しに」に当たり、主節の目的を表す。
目的が、他者の意思によるものなら強、自発的なものなら弱を用いる。
結果の接続詞
「その結果」、「それ故に」、「だから」、「~すると」、「~したところ」に当たり、主節の結果を表す。
新しく示す結果は強、相手にとって既知の結果は弱を用いる。
程度の接続詞
「~する程」、「…して~する」に当たり、主節の程度を表す。
程度を表すための譬えならば強、実際にその動作を行ったなら弱を用いる。
条件の接続詞
「~するならば」、「~なら」、「~すれば」に当たり、主節に対する条件を表す。
強条件は却下条件、弱条件は開放条件で用いる。
助動詞・法詞も参照。
譲歩の接続詞
「~するにも関わらず」、「~なのに」、「~ながら」「~ではあるが」に当たり、主節に対する譲歩を表す。
譲歩を強調したい場合は強、主節を強調したい場合は弱を用いる。
放置の接続詞
「~したまま」、「~しておいて」に当たり、放置した状態で主節の動作を行うことを表す。
過失的な、或いは処理する予定のない放置には強、処理する予定のある、一時的放置には弱を使う。
進行の接続詞
「~するにつれて」、「~すると段々」に当たり、従属節の動作につれて主節の動作が進行することを表す。
断続的な進行の場合は強、継続的な進行の場合は弱を用いる。
比喩の接続詞
「~するように」、「~するがごとく」に当たり、主節の動作を比喩する。
比喩の場合は強、様子の場合は弱を用いる。
「刺さるような視線」という場合は、実際に刺さっているわけではなく、単なる喩えなので強比喩を用いる。
一方、「恐れるような目」という場合は、実際に恐れているので、様子を表しており、弱比喩を用いる。
又、「帰ってテレビを見るというような日常」は例示の意味であるが、この場合は
補助詞の"bi"を接続詞の直後に伴って表す。
この際、強弱の区別はない。いずれに"bi"を付けても、比喩や様子の意味は打ち消され、例示を表す。
比較の接続詞
「~するより」、「~するのに比べて」に当たり、主節の動作や状態の比較対象を表す。係詞の形でもよく用いられる。
「A君はBさんより背が高い」という場合なら、
「Bさんは背が高いが、それより更にA君は背が高い」という場合は強、
そうでない、或いはそれを強調する必要のない場合は弱を用いる。
同時の接続詞
「~しながら」、「~しつつ」、「~する間中ずっと」、「~する間に」に当たり、主節の動作と同時に行う動作を表す。
「テレビを見ながら夕飯を食べる」のように同時間帯、或いは同時刻に同じ時間をかけて行う場合は強、
「寝ている間に夜が明ける」のように、主節の内容が、その時間帯の一部に起こる、或いは行う場合には弱を使う。
特殊接続詞
等位接続詞や従属接続詞は文と文を接続するが、特殊接続詞は在詞と在詞を接続する。
特殊接続詞と在詞の塊は名詞句として扱う。
| 名称 |
接続詞 |
略式 |
| 連言 |
am |
& |
| 選言 |
um |
// |
| 択言 |
em |
/ |
連言
"P am B"は、「PとB」のように両方を表す。
"P am B am F"のように三つ以上でも良い。
選言
"P um B"は、Pだけでも、Bだけでも、PとBの両方でも良いことを表す。
"P um B um F"のように三つ以上でも良い。(三つにすると、P,B,F,PB,PF,BF,PBFの七通りの選び方がある。)
つまり、選ぶ物に加え、選ぶ数も任意なのである。
択言
"P em B"は、「PかB」のように一つを選択することを表す。
"P em B em F"のように三つ以上でも良い。
最終更新:2013年01月09日 23:36