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第一回パンダム杯打ち上げ戦-真のMVPは誰だ!?-

「それでは、以上を持って第一回パンダム杯は『Conte de Fees 』の優勝とする!!」

パーティーホールの一番目立つところ、壇上に置かれたパンダのぬいぐるみから今大会の成績が発表された。
どうでもいいけど、主催者何処に行ったんだ?

「続いて、今大会のMVP選手を発表する。今回栄えあるMVPに輝いたのは・・・・・・・・・・・・リンクs」
「ちょっと待ったぁっ!!今回撃墜数が一番多いからMVPだって?そんな決め方で本当にMVPだって言えるわけないぜぇ」
おっと、僕が手出しするまでもなくクズさんが異議を唱え始めたようだ。
「フン、何を言い出すかと思えば、ただの負け犬の遠吠えじゃないか。」
「そう・・・・・・勝ったのは私達。私達の中から・・・・・・MVPが出るのは・・・当然」
Hollyさんも398さんみたいに言葉を出さなくても、皆が「何言ってるんだコイツ?」みたいな視線を送っている。
まあ、優勝チームで一番活躍した人がMVPってのも納得は出来るんだけど、それじゃあ面白くないんだよね。
「でもクズさんのいうことにも一理あるよ。エキシビジョンも含めてConteは全勝して優勝を決めたわけだけど、
本当にそれがリンクスさんだけが評価されるべきものかっていうのには疑問が残る。」
僕の一言にみんなの視線がこっちに向く。よし、まずは計画通り。
後はここから・・・・・・
「つまり、だよ、今回初めてこんな大きな大会を開いたんだ。純粋な戦闘力だけじゃなくて、
戦術や立ち回りなどを含めた総合的な能力でMVPを決めたほうがいいんじゃないかってこと。」
「なるほど。純粋な戦闘能力で言うならば最大火力で勝るアラストル氏やエースキラーのハリー氏など、
他に挙げるべき候補はいくらでもいるという事か。」
さすがクロフォードさん、こっちの意図を読んでくれたようだ。
なんだかんだでこの人も騒ぐのが好きみたいだね。
「よーし、そういうことか。うちの軍師さんは頭を使う方も評価しろって言いたいんだな。」
セラさんも乗ってきたようだ。さすが手を組んだだけのことはあって、こちらの事情も察してくれる。
「そう、だから僕は提案するよ。各勢力の主戦力だけじゃなくて軍師も含めた参加者全員からもう一度MVPを選びなおすことを」
(ワアアアアアアア)

よし、僕のこの提案に優勝したConteのメンバー以外全員が賛同してくれた。
後は彼らさえ乗せれば僕の思惑通りに事は全部進む。
「けれど・・・私達が勝ったのは・・・・・・事実」
「じゃあ398さんはMVPっていう最高の栄誉は欲しくない?Hollyさんの立てた作戦が全て上手くいったから優勝したんでしょ?Hollyさんは評価されたくないの?」
「それは・・・・・・」
「確かに俺の作戦は上手くいった。それにリンクスさんは味方をも撃墜してるからな・・・・・・」
どうやら揺さぶった結果、二人ともMVPに対して欲が出たらしい。
じゃあ最後は打ち合わせ通りに
「主催者っ、どうやらMVPの決め方に問題があったようだ。今から個人戦を行なって真のMVPを決めたいと思うが如何かっ!!」

「よいだろう、今一度参加者全員に最強の栄誉を手に入れるチャンスを与えよう」
(ワアアアアアアアアアア)

こうして、第一回パンダム杯MVP決定戦は『当初の予定通り』参加者全員で行なわれることになった。

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最終更新:2009年10月28日 21:08
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