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お ま け

――――――かの『跋扈粋軍』が熊猫シティ侵攻の為、とある宙域に集結している
熊猫シティに拠点を構える全ての勢力に対して、熊猫シティの防衛隊所長から情報がもたらされたのは、
秋も半ばを過ぎ冬を迎える準備を始めた頃だった。


――『白の酒場』にて
「メイちゃーん、もう一杯飲んでるかぁ~?」
「おじさん酔いすぎて言葉がおかしいわよ。でもメイも飲むっ!!」
「あたしも飲むのだーっ!!」
「子供が飲むなy・・・・・・分かった分かった、お前は子供じゃないからその銃を降ろしてくれ」
「全く、掃除するのは僕なんだから店内での殺傷沙汰はできる限り軽いものにしてくれよ」
私はまだお酒が飲めない年齢だからジュースだけど、目の前に酔っ払いが五人。
メイさんとかプラティちゃんもお酒が飲めない年齢だと思うのだけれど、もう完全に出来上がってるみたい。
何で所属している勢力がばらばらの私達が一緒に酒場にいるのかというと、昨日入ってきた情報、つまり『跋扈粋軍』が集結している事が関係しているの。
本来ならこの街の防衛隊が対応するのだけれど、それが出来ない理由が二つあった。
一つは戦力が集結しているポイントが、この熊猫シティに短時間で降下してこれる場所であり、防衛隊では準備が間に合わないこと。
もう一つは、集結してる戦力がこの街の防衛隊の戦力を遥かに超えていること。
幸いこの街には高い戦闘能力を持った人材を保有する勢力が多いから、各勢力から戦力を募り『臨時防衛隊』を設立。
何故かシャトルの打ち上げ施設もあるこの『白の酒場』に『臨時防衛隊』の全メンバーが揃い次第、宇宙へ向かって最悪の事態へと備えることになった。
だけど
「めいちゃーん、またまだ飲めるぞぉ」
「あはははー、すーすがいっぱいなのだー」
「聞いてるのおじさん、メイはね、メイはね」
「うん、いい感じに酔ってきた。今の僕ならMSも上手く動かせるぞ・・・・・・Zzzzzzzz」
「だから俺には童女趣味なんてないんだよっ。俺は年上が好きなんだっ、年上なら・・・」
こんな酔っ払い達にこの街の運命を任せて大丈夫なのかしら・・・・・・・・・不安だわ。

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最終更新:2009年11月19日 20:47
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