鎧の丈夫さを自慢していた
鎧の騎士たちに
指の鎧を見せびらかすフィンだが、「ただの指貫(ゆびぬき)だろ」と笑われてしまった。さらに黒鎧の騎士・
サー・スライサーや道具屋の
ガチョウ店長にもからかわれる始末。ちゃんとした鎧が欲しくてたまらなくなったフィンたちに、店長は“
ゼルダロンの鎧”の在り処を示すポエムをタダで与えた。
ポエムの解読を
ジェイクにまかせてゼルダロンの鎧に至る道を進むフィンは、
恥ずかし沼や
モンスターレディを前に顔が赤くなるほどの試練を乗り越える羽目に。そのたびになぜかスライサーが偶然を装って通りかかり、フィンを嘲笑って通り過ぎていった。鎧を手に入れてあいつを見返したい…そう思っていたフィンたちは、ようやくゼルダロンの鎧の洞窟を発見した。
赤面のフィン。鎧を手に入れるまでの辛抱なのだが、その鎧もまた…
鎧のある部屋の扉を前に、
玉拾い幽霊の恥ずかしい試練が立ちはだかったが、玉拾いに夢中になる幽霊をこっそりやりすごし、鎧の部屋の中へ。鎧の主は試練を乗り越えたフィンを認め、鎧を与えた……が、その鎧が女物のデザインであったため、思わず脱ぎ捨てるフィン。さらに、無視されて悪霊化した玉拾い幽霊に生気を吸われそうになりピンチに。そこでジェイクは、ゼルダロンの鎧を装備して幽霊のママのフリをし、キツい叱責で幽霊を撃退したのだった。
「鎧なんかに頼らない」と決意し帰ろうとしたフィンに、またもやスライサー。しかし彼はフィンの挑発に乗ってドジを踏み転倒。鎧が重過ぎて起き上がれないばかりか、指を怪我する失態まで晒し、フィンに指鎧を投げつけられるのであった…。