窓の向こうの丘からこっちを見ているのは、変な馬。カーテンを閉めても月明かりで伸びる馬の影。気が散って眠れないフィンとジェイクは、手を尽くして追い出そうとするも、馬は動かない。ジェイクの巨大化で強制移動させても、すぐに戻ってくる。目隠しも、音楽で誘導する作戦もダメ……業を煮やしたジェイクは「
バカ馬をウサギに化けさせ、
大鷹にさらわせる」という強硬策をとり、なんとか追い出しには成功した…。
愛嬌のある顔に見えなくもないが、安眠を邪魔されてはさすがに迷惑である
ハウスに戻り眠ろうとするフィンたちの前へ落下してきたのは、あのバカ馬。眠気とイライラが募る二人は口げんか。ふとフィンは「ここでの立場を明確にする」目的でバカ馬に一蹴。すると、バカ馬の口からなんと
アイスキングが…。
しばらくバトルをやり合ったあと、キングはフィンたちをスパイした理由を漏らした。「幸せそうに馬飛びするお前たちを見て、幸せになる方法が知りたかっただけなんじゃ…」。自分に寄り添ってまどろむ彼らを見て「よく眠ることが幸せ」なのだと納得するキングだった。