王がいなくなったことにより、国民の
ゴブリンたちはなぜか暴動を起こし始めた。王の執事である
ガミーは、フィンたちに「わたしたちの王になってくれ」と嘆願。フィンは新たな“ゴブリン王”に、ジェイクは“ゴブリン王妃”に。ガミーに国の案内をしてもらったあと、王の寝室で眠ろうとするフィンたちに、ガミーは分厚い“
国王の規則書”を読んで聞かせていた。
規則書は王の食事さえも制限。もぐもぐ咀嚼することも許されず、代わりの者が…
翌日早速王の職務に励もうと意気込むフィンだったが、ハミガキから食事からケンカ仲裁に至るまで、王に一切の自由を与えられていない規則書の規則に激しく憔悴。それだけでなく、フィンが苛立ちを露にすると決まって国民は尻を突き出して許しを請うてくる。さらに、追い出されたザギオックが
耳巨人の軍隊で報復しにやってくるという急報が…。王を縛る厄介な規則を改めさせるためにもなんとかしたいフィンだが、表立って動くわけにはいかない…とりあえず
召使いロボに細工を施し、ジェイクを“装備”した
ジェイクスーツで撃退に向かった。
フィンたちは、ザギオックが従えている耳巨人の群れに対し、巨人の弱点である大きな音を駆使してなんなく撃退。ザギオックも自分の炎の魔法を浴びて自爆し観念。謎の戦士を遣わしたゴブリン王フィン=召使いロボを崇める国民たちを見て、安心して王国を去っていく二人だった。