目隠しされたフィンがジェイクに連れてこられたのは、とある駅。そして目の前には汽車が。ジェイクのよると「汽車でプレゼントのところまで行く」らしいのだが、その汽車には意味深な言葉をつぶやく
車掌が乗っていた。
客室の座席には、多くの
キャンディピープルたちが同乗していた。揺れのひどい渓谷にさしかかり、揺れる
キャンディ棒の隣に座っていた
キャンディコーン大佐が、繰り返しぶつかってくるキャンディ棒に怒りの一喝…その瞬間汽車がトンネルを通過、その直後、なんとキャンディ棒が白骨化してしまったのだ。この状況に「殺人事件だ!このミステリーを解決する!」とフィン。乗客一人一人に聞き込みをしていくが、トンネル通過のたびにフィンが怪しんだ人物が白骨化していく。それとなく「車掌を疑わないのか?」と訊いたジェイクだが、「怪しい人物ほどシロだ」と頑なに思い込んでいるフィンは意見を聞き入れない。
ミステリアスな展開に興奮のフィン。はたして彼に謎は解けるのか…
客車を転々と歩き回り、怪しそうな物証をかき集めるフィンとジェイクだが、犯人の手がかりは皆無。フィンが残りの乗客を一箇所に集め、物証と照らし合わせながら消去法で犯人を割り出そうとする最中にトンネル通過…その乗客すべてが白骨化。ついには相棒のジェイクまで…。最悪の事態を嘆き悲しむフィンを、奥であざ笑う車掌。フィンはそばにあった剣を手に、逃げていく車掌を追いかけていき、ついに汽車の機関室に追い詰めた。「フィン!待て!!」…フィンを制止しようとした車掌は形を変え、ジェイクとなった。一連の事件は、車掌に化けたジェイクとキャンディピープルたちによるサプライズ・ドッキリだったのだ。
笑い合う二人だが、フィンの攻撃で暴走状態となった機関車が途絶えた線路から崖へ落っこちて……
ゼラチンマンのクッションに着地。そして、みんなでバースデーケーキパーティー。「汽車の落下は偶々だった」と話すジェイクに、不安げな面持ちで線路の切れた崖を見上げるフィンだった…。