ホットドッグ・プリンセスと共に夜空を眺めながら“親友と分かち合える物”を語り合っていた二人は、急いでホットドッグ・ナイトの救助へ向かった。そこは、気が遠くなるような広大で複雑な迷路。ジェイクは、迷路に迷わないよう入り口に後ろ足を固定し、体を伸ばしながら進むことにした。
フィンが「ナイトを見つけるのは無理そう」…と言い終わる前にホットドッグ・ナイトをあっさり発見。安堵する4匹の「迷路の奥に、願いを1つ叶えてくれる魔法使いがいる」との情報に色めき立つフィンとジェイク、その頭の中にあるのは、親友と分かち合える“
大昔の二人乗り象戦車”…。予定を変更し、迷路の踏破を目指すフィンたちだった。
迷路の道中に立ちはだかるモンスターやトラップなどの障害にも、体を伸ばして対処するジェイク。フィンもさすがに彼が心配になってきたが、ナイトたちは「ジェイク!ジェイク!ジェイク!」と煽るばかり。苦労の末どうにか最奥部に辿りついた一行。だがジェイクの体は、すでに限界を超えていた…。
ナイトらの期待に応えようと、体を伸ばし続けるジェイク
願いを叶えるために己を奮い立たせるジェイク。そこへマヌケなナイトのドジが追い打ちをかけ、まさに瀕死状態。あのトラップを越えれば、願いを叶えてくれる
迷路の主のもとへ行ける…苦渋の決断をするフィンの頼みを聞き、ジェイクは力を振り絞ってフィンたちを抱え、主のもとへ辿りついた。
フィンとジェイクで叶えられる願いは二つ。しかし限界のジェイクが食べ物を願ってしまい、1つを無駄に消費。ジェイクに“象戦車の願い”を託されたフィンは、願い星で象戦車を出し、てなずけることにも成功。ジェイクや散ったナイトたちも復活。「その願いは認めない」と怒る迷路の主を尻目に、象戦車に乗ってそそくさと迷路を脱出したフィンたち一行であった。