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恐怖の潜水艦”と紹介された映画の冒頭に、なにやら警告文…『著作権表示のない映画の上映を許可なく行うと…』。ヤバイと思ったフィンは急遽上映を中止。クラブの会員たちに来週のクラブ開催を約束し帰したが、放映する映画のアテがない。そこでフィンは冒険の戦利品からビデオカメラを発見、「自分たちで映画を製作しよう」と思い立った。
撮影係の
BMOを連れて、わいわい遊ぶ
キャンディピープルたちの瞬間をカメラに収めていったのだが、ごちゃ混ぜに録られた映像の羅列では物足りない…。あらためて「テーマを決めて撮ろう」ということになったが、フィンは“アクション・アドベンチャー”、ジェイクは“ロマンティック・コメディー”を構想。二人の意見は撮影中ことごとくぶつかりあい、撮影も七転八倒…。撮影中フィンとジェイクのいがみ合う様を不安そうに見つめていたBMOは、編集作業中二人に意見を求められ休憩のフリ。結局二人は自分の映画構想に合った編集をするようにBMOに伝え、クラブの当日を迎えることとなった。
休憩のフリをするBMO。彼にとっては葛藤と逡巡のひと時となったであろう
ホログラムディスプレイに繋がれているBMOから、フィンとジェイクの製作映画が流された。しかしそこに映し出された映像は、フィンの期待したアクションでもなく、ジェイクの期待したロマンスでもない……反目しながらもお互いをそれとなく気遣う、撮影中の二人の微笑ましい光景。…映像の最後にBMOはこう締めくくった。「ハグして、思い出して。二人は、仲良し。」仲直りのフィンとジェイクに思わず感動の
ランピー。BMOの粋なセリフを最後に、映画クラブは大盛況に終わったのだった。
【挿入歌:
友達の歌】