「僕たちをヴァンパイアにしてくれ」…突拍子のないお願いに面食らうマーセリンと
ウェンディたち幽霊。ここでマーセリンは「フィンたちをからかってやろう」と悪巧み。あたかもフィンたちをヴァンパイアにしかのように偽装し、“ヴァンパイアの修行”と称してフィンたちに様々な試練を課した。姿を消す修行では、まず自分が消えて見せた後、フィンたちに「見えなくな~れ」と嘘のおまじない。すっかり姿が消えるようになったと思い込み、野宿中の
ランピーにバレバレのいたずらを仕掛けるフィンたち。それを影で「マジでマヌケな奴らだ」と嘲笑う幽霊たち。
マーセリンにとっては、いつもの他愛の無い悪ふざけだったのだが…
しかしここで幽霊たちが味を占めて悪乗り…「修行だ」と称してフィンたちを足蹴りで袋叩きにしたのだった。慌てて制止するマーセリンだが、「ヴァンパイアになるためなら我慢」するフィン。幽霊たちの悪意に満ちた“空を飛ぶ修行”の誘い…高所から落として死なせる…にも一切疑いを持たずに従い、ダイブするフィンとジェイク。友達を殺そうとする幽霊たちの暴虐にブチ切れたマーセリンは、どうにか落下するフィンたちを姿を消しつつ助けたが、「飛べるようになった」と勘違いする始末。幽霊たちの家への歓迎パーティーの誘いに乗らないように忠告するマーセリン。「疲れたからもう帰る」と答えたフィンとジェイクだが、その夜中二人は幽霊たちの家へと向かっていた…。
明らかに様子が違う幽霊たちは、突然訪れたフィンたちを攻撃、頭から内臓を吸いだそうとした。フィンたちは未だ「新米ヴァンパイアへの洗礼」だと勘違いしていたが、マーセリンたちに嵌められたことに気付く。…とそこへマーセリンがキックで助太刀。助けてもらえると思ったフィンにマーセリンは「幽霊とは争えない」と答えただけだった…。絶体絶命のフィンが「“
恐怖の潜水艦”を観たかっただけだったのに」とポツリ。すると映画のタイトルを聞いた
ジョージーが、フィンを吸っている触手を止めた…。
全員がマーセリンの家に戻って映画鑑賞。食い入るように映画を見る幽霊たちとは対照的に、座り心地の悪いソファに「死んだほうがマシ!」とボヤくフィンだった…。