家の中で眠っているマーセリン。彼女は事故で眠りの魔法に陥ったのだと説明する魔法使いは、フィンたちに「かなり危険を伴うが、この“
魔法の粉”マーセリンの心に入り、眠っている記憶である“
記憶の実”を探して欲しい」と言い、フィンに粉を渡した。魔法の粉を使って眠り込むフィンとジェイク……。
記憶の中のマーシー(幼少のマーセリン)。人形のハンボを大切にしている
……目を覚まし、時空の歪んだ“マーセリンの記憶の世界”に入ったことに気付いた二人。先へと進んでいくと、熊の人形を抱く少女のマーセリンを発見。指し示す朽ちた家の地下の入り口へと入ると、また別の空間…別のマーセリンの過去の記憶へと飛んだ。父親にポテトフライを食べられた記憶、
アッシュという名の男と
ツリーハウスで生活する記憶と渡り歩き、マーセリンがアッシュの非道に怒り絶交する場面に出くわした二人。さらに進み、“
記憶の木”の空間を発見。魔法使いに植え付けられた記憶の実センサーを頼りに登っていき、ついに記憶の実の発見に成功、現実へと引き戻された。
フィンが得た記憶の球体を受け取る魔法使い。眠りを解かれたマーセリンは、魔法使いのいる方向へ駆け寄る…なんとそこにはアッシュが。絶交したはずの二人が親密な関係に。フィンたちは騙されたのだ。“絶交した記憶”を消去することで、再びマーセリンを我が物とするという、魔法使いを騙ったアッシュの狡猾な策略…。アッシュは手にした不都合な記憶を抹消すると、マーセリンを連れていずこかへ飛んでいった。
ジェイクの鼻を頼りにアッシュの家をつきとめたフィンたち。ジェイクにアッシュの注意を引きつけさせて家へ侵入したフィンは、持っていた魔法の粉をマーセリンと自分に使い、記憶の世界へと誘った。そしてフィンは自分が目撃した“アッシュとマーセリンが絶交した記憶”をマーセリンに取り戻させた。
マーセリンが記憶を取り戻したとは知らずに家へ戻ってきて、彼女に「オレに何かうまいもん作れよォ…」とのたまうアッシュ。怒りに震え、アッシュに股間蹴りを見舞うマーセリン、その後に続いてフィンとジェイクも加勢。三人揃ってアッシュを袋叩きにするのだった…。
【挿入歌:
赤ちゃんフィンの歌】