ケースの中に沢山のビデオテープを発見した
フィン。そのスーツケースが随分前に
アイスキングによって捨てられた物だということを思い出したフィンは、「ヤツが起こそうとしている悪事のヒントがわかるかもしれない」と考え、
ツリーハウスで
秘密のビデオパーティーを開くことに。ジェイクも「3人(フィン・ジェイク・
BMO)だけのパーティーだから邪魔すんな!」と書いたビラを家周辺に貼ってお手伝い。
ビデオ再生機にもなるBMO。テープの挿入口は彼の…
鑑賞会開始。BMOから流れる映像を凝視するフィンとジェイク。そこには、撮影カメラに向かって独白するキングと動き回る
ガンターの姿。どうやらこれは、ヤツの日常を映した
アイスキングのビデオ日記らしい。観る気満々のフィンに対し、ジェイクは退屈な内容に早速飽きてしまい、料理作りを口実に場を離れようとする始末。
…自身の過去を覗き見されているとはつゆ知らず、雪の降る外でガンターと遊ぶアイスキング本人。だが、その最中ジェイクの貼ったビデオパーティーのビラを発見。ろくにその内容を確認せず、キングはビデオパーティーに混ざろうとお土産持参でツリーハウスを訪れ、ドアをノック。ビデオでペンギン・パーティーを鑑賞中のフィンたちは、来るはずのない来客に驚きつつも気配を消してその“招かれざる来客”キングの存在を確認。そして、居留守でやり過ごそうとする二人、立ち去ろうとするキング…だがここで、運悪くフィンのお風呂タイムを知らせるBMOアラームが鳴り響いた…。
大慌てで音を消そうとするフィンたちだが、BMOの音を聴いたキングはひたすらドアをノックし続ける。「自分のビデオだと知って阻止しに来たのでは」と感じたフィンは、ヤツを無視しつつビデオ鑑賞を続行。その内容は相変わらず「ミルク風呂で臭くなった」だの、「
タートル・プリンセスを捕らえ損ねた」だの、「車に閉じ込められた話」だの…。思わず三倍速再生に切り替え、何もなさそうなキングの体操シーンを端折るフィンとジェイク…。
ふと「見ただけではわからない暗号が隠されている」と推察したフィンたちは、その解読に
プリンセス・バブルガムの助力を請おうと電話。しかし、その様子を窓から目撃していたキングは、電話回線割り込みでそれを妨害しつつ、パーティーに混ぜてもらおうとフィンに談判。もちろんフィンは断固拒否し「ビデオの内容をヤツに知られないうちに、急いで秘密をつきとめよう」とビデオ視聴に戻った。
仲間はずれにされて不愉快な気分のキングは、手から魔法の吹雪を吹かせてツリーハウスごと凍らせようと…。ジェイクは突然、窓に向かって叫んだ。「アアァ~~~~~!!」………(
後半へつづく)