糀本 緑(こうじもと みどり、1989年4月29日 - )は
熊本シルフィードの監督。
概要
所属 |
熊本シルフィード |
背番号 |
88 |
国籍 |
日本 |
出身 |
和歌山県美山村(現・日高川町) |
生年月日 |
1989年4月29日 |
身長 |
170cm |
体重 |
65kg |
投打 |
右投右打 |
血液型 |
o型 |
プロ入り |
2016年ドラフト8位 |
PL |
旅人 |
球歴 |
日高川高校→京葉文化大学→水戸サーペンツ→徳島スパイラルス→熊本シルフィード(2016)→解説者→熊本シルフィード監督(19~) |
経歴
とにかく遠くに投げるのが好きで、野球をやるときは大概外野を守ってきた。中学校で野球部に入った時も外野を守り、男子をしのぐ強肩ぶりは地元で有名だった。高校でもマネージャー兼任選手として外野の球拾いの際に、度々その強肩を披露してきた。
大学2年の時、投手陣にけが人が相次いだことで急きょ投手になると、成長期の遠投で出来上がった頑強な肩が生み出す豪速球が初めて役に立った。コントロールに難はあり、四球と三振を繰り返し奪う投球内容だったが、女子であることを感じさせない球威と球速を併せ持つストレートで注目を浴び、北関東独立リーグの水戸サーペンツからスカウトされ、入団した。
水戸入団2年目にはクローザーに定着。19セーブを記録しセーブ王のタイトルを獲得した。そして、より高みを目指して強豪四国リーグの徳島スパイラルスにテスト入団。敗戦処理止まりだったが、1年目は25試合に登板。サヨナラ勝ちによる恩恵で白星も手にした。
自分のストレートに自信をつけ、NPBのトライアウトに参加。しかし、得意の速球でコースをつくもそれをホームランされる屈辱を受け自信を喪失するも、昨年7月にPGBを初観戦。同じ女性選手がレベルの高い野球を繰り広げていることに感嘆。徳島を退団してドラフトテストを受け、全体の最後、44番目の指名で熊本に入団した。
熊本では主にビハインド時を中心に登板。威力のあるストレートと、それを的確に投げ分けるコントロールの良さでシーズン前半戦を無失点。その投球が評価されてオールスターにファン投票で選出。後半戦以降は陰りが見えたものの、継投策を駆使する熊本にあってその役割を全うし初優勝に貢献した。しかし、オールスター選出と優勝に満足感を得、「これ以上は無理」とわずか1年で引退を表明した。
引退後は解説者に転身。歯に衣着せぬ物言いと、データに基づいた的確な分析で人気解説者として活躍。
佐屋木桐香兼任監督が選手一本でプレーすることに伴い、2019年からシルフィードの新監督に就任した。
詳細情報
年度別投手成績
年度 |
所属 |
規定 |
試合 |
勝 |
敗 |
S |
H |
完投 |
完封 |
先発 |
QS |
完了 |
防御率 |
投球回 |
打者 |
被安 |
被本 |
奪三 |
与四 |
与死 |
敬遠 |
失点 |
自責 |
WHIP |
2016 |
熊本 |
× |
18 |
0 |
0 |
0 |
6 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
2.63 |
13 2/3 |
53 |
11 |
0 |
10 |
6 |
0 |
0 |
4 |
4 |
1.24 |
通算:1年 |
18 |
0 |
0 |
0 |
6 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
2.63 |
13 2/3 |
53 |
11 |
0 |
10 |
6 |
0 |
0 |
4 |
4 |
1.24 |
記録
初記録
- 初登板:2016年4月6日、対広島レッドリーブス2回戦(Mazda Zoom-Zoomスタジアム広島)、9回表途中に救援登板
- 初ホールド:2016年4月17日、対横浜アクアマリンズ1回戦(藤崎台県営球場)
- 初奪三振:2016年5月25日、対広島レッドリーブス6回戦(Mazda Zoom-Zoomスタジアム広島)、渡辺遥希から
節目の記録
背番号
能力推移
年度 |
速球 |
球威 |
変化 |
制球 |
体力 |
守備 |
ピン |
対左 |
打強 |
クイ |
総合 |
2016 |
20/S |
16/B |
1/G |
15/B |
9/D |
4/G |
3 |
3 |
3 |
1 |
87/D+ |
pixivリンク
最終更新:2024年03月28日 00:02