ベトルーガはカイザーの何?教官、見初めた研究者…
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「…ようやく気づいたか?ブラッドリー君…貴様は最後まで俺の手のひらから出られなかったということを、死に際に教えてやりたかったんだよォ!武器を全部壊されて、自分の考えもすべて読まれてなァ!騎士の誇りなんぞ捨てて盾にビームガンまで仕込んだってのに!!そして死に際の3分をこんな無駄なことに費やしちまったなァ!!そろそろお時間でェ!!!ご清聴ッ!!ありがとうございましたァァ!!!!アハハハハハハハハハハハ!!!!!!」
数日後。真新しいベル・ドゥで練兵に励む若者たちを地上に残し、アジャンとアレスは宇宙へ飛び立とうとしていた。 「ブラッドガンダムは単独での大気圏脱出が可能なんですか?」 解放戦線のメンバーだったリバロがアジャンに尋ねる。彼は学生中心のメンバーの中では珍しく、メーカーの技術者としてミスリルやアダマントの生産に携わっていた。解放戦線に参加した後も、あのスコットの大盾を作るなどメカニックとして活躍していたのである。 「理論上、重力下で上昇するだけの推力をずっと維持できるなら大気圏の脱出はできる。人類がエネルギー問題を解いた、あの粒子スラスターが出てきたことで可能になったことだ」 「しかし、総帥のミスリルスラスターはもっとすごい」 「ミスリルの形状がミソなんだ。俺が作らなくてもお前が作ったかもしれない。なかなか冴えると聞いてるぞ」 「それは、光栄です」 「…リバロ、MSを設計してみるか?」 「え!俺にMSを?」 「よくわかってると思うが、設計支援AIを使えば意外にどうにでもなるんだ。まず手を付けてもらいたいのがベル・ドゥの後継機の開発だ」 「後継機…まだ出たばかりだというのに、ですか」 「ベル・ドゥも良い機体だと思うが、練度の低いパイロットに合わせて設計してある。ビームショットガンはどうせ何発も撃てないし、ビームスピアも威力より使いやすさ重視だ。何よりビームの直撃を受けても生き残れるように冷却材をコクピットに積んでいるせいで性能はやはり犠牲になっている」 「なるほど…」 「だが、生存性は何より重要だ。この軍では一人の損失が大きすぎる。性能を阻害しない防御力の確保と、十分な火力の出る武器の両立が課題ってわけだ」 「…一般論というか、ないものねだり、ですね」 「だが、両方とも腹案があってな。貴様にそれを実現してもらおうというんだ」 「…!まず何をすれば?」 「 「レギオン、出港!」 アレスの指揮でレギオンはハード・ハートを飛び立った。続いてアジャンの声が響く。 「レギオン隊に告ぐ。今回、SLUとの合流が目的である。SLUリーダーはセイバー・ランスロット。セイバーによれば、SLUは月で大規模な反乱を目論んでいるという。T1宇宙ステーションのほうが地球に近い分、軍の防備も堅いらしい。そこで、俺はT1宇宙ステーションに強襲をかける!」 艦内がざわつく。 「レギオンはその間にT1を突っ
ビームファイバーとかどう?
南東制圧ー>MLUと連絡ー>宇宙決戦ー>アジャン戦死ー>旧キャプテンベースで決戦
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「…ようやく気づいたか?ブラッドリー君…貴様は最後まで俺の手のひらから出られなかったということを、死に際に教えてやりたかったんだよォ!武器を全部壊されて、自分の考えもすべて読まれてなァ!騎士の誇りなんぞ捨てて盾にビームガンまで仕込んだってのに!!そして死に際の3分をこんな無駄なことに費やしちまったなァ!!そろそろお時間でェ!!!ご清聴ッ!!ありがとうございましたァァ!!!!アハハハハハハハハハハハ!!!!!!」
数日後。真新しいベル・ドゥで練兵に励む若者たちを地上に残し、アジャンとアレスは宇宙へ飛び立とうとしていた。
「ブラッドガンダムは単独での大気圏脱出が可能なんですか?」
解放戦線のメンバーだったリバロがアジャンに尋ねる。彼は学生中心のメンバーの中では珍しく、メーカーの技術者としてミスリルやアダマントの生産に携わっていた。解放戦線に参加した後も、あのスコットの大盾を作るなどメカニックとして活躍していたのである。
「理論上、重力下で上昇するだけの推力をずっと維持できるなら大気圏の脱出はできる。人類がエネルギー問題を解いた、あの粒子スラスターが出てきたことで可能になったことだ」
「しかし、総帥のミスリルスラスターはもっとすごい」
「ミスリルの形状がミソなんだ。俺が作らなくてもお前が作ったかもしれない。なかなか冴えると聞いてるぞ」
「それは、光栄です」
「…リバロ、MSを設計してみるか?」
「え!俺にMSを?」
「よくわかってると思うが、設計支援AIを使えば意外にどうにでもなるんだ。まず手を付けてもらいたいのがベル・ドゥの後継機の開発だ」
「後継機…まだ出たばかりだというのに、ですか」
「ベル・ドゥも良い機体だと思うが、練度の低いパイロットに合わせて設計してある。ビームショットガンはどうせ何発も撃てないし、ビームスピアも威力より使いやすさ重視だ。何よりビームの直撃を受けても生き残れるように冷却材をコクピットに積んでいるせいで性能はやはり犠牲になっている」
「なるほど…」
「だが、生存性は何より重要だ。この軍では一人の損失が大きすぎる。性能を阻害しない防御力の確保と、十分な火力の出る武器の両立が課題ってわけだ」
「…一般論というか、ないものねだり、ですね」
「だが、両方とも腹案があってな。貴様にそれを実現してもらおうというんだ」
「…!まず何をすれば?」
「
「レギオン、出港!」
アレスの指揮でレギオンはハード・ハートを飛び立った。続いてアジャンの声が響く。
「レギオン隊に告ぐ。今回、SLUとの合流が目的である。SLUリーダーはセイバー・ランスロット。セイバーによれば、SLUは月で大規模な反乱を目論んでいるという。T1宇宙ステーションのほうが地球に近い分、軍の防備も堅いらしい。そこで、俺はT1宇宙ステーションに強襲をかける!」
艦内がざわつく。
「レギオンはその間にT1を突っ
ビームファイバーとかどう?
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