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ウェル・カイザー


生い立ち

2155年アメリカ生まれ。宇宙開発競争で社会が疲弊し始めた頃ではあったが、裕福な両親のもとに生まれ、本人の卓越した才覚もあってエリートとしての道を歩む。
圧倒的な知性から高校を飛び級で大学へ入学し「天才」と称されるが、そのころからウィグルとして覚醒し始める。大学では研究能力の高さから教員からの評判は高かったものの、ウィグル差別の最も激しかった時期を大学で過ごし、徐々に性格が歪んでいく。
ウィグルとしての劣等感を打破し、またその力を示すべく大学ではミスリル工学の研究に打ち込み、ミスリルホーン、ミスリルタンクなど現在のビーム兵器の礎となるような画期的な技術を次々開発。その技術を手土産に、MASEへの就職を狙った。
しかしウィグル差別のさなか就職でも冷遇され、やむを得ず大学院に進学した彼はミスリル研究の傍ら、ウィグルの立場向上運動に傾倒していく。その中で後の妻となるエリザと出会い意気投合する。
政府によるウィグル研究が本格化する中、名の知れた自分が政府に食指を伸ばされるのは時間の問題と判断し、学生運動の仲間たちや大学院生としての立場を利用して自作の大型ミスリルコア、およびそれを搭載したミスリル潜水艦「ノーティラリー」を建造*1。2176年、他の仲間は裏切りエリザ一人を連れて、ありったけのアダマントとミスリルを曳航して太平洋に脱出した。

太平洋上のピトケアン島に陣取った彼は口封じのため島民を皆殺しにし、各国の太平洋岸でゲリラとして活動し資源を集めながら、拠点「キャプテンベース」の建造に取り組んでいた。ミスリルコアがもたらす無限のエネルギーと、カイザーの圧倒的な才覚、そしてエリザ共々の強力なウィグルとしての能力により、ビームでアダマントを加工し、静電モーターの制御回路は造形機で制作し、作った刃でミスリルを加工、ついに2185年、2つ目のミスリルコアを完成。同じ年に徹底的な遺伝子強化を施した第一子ウェル・アジャンが誕生する。
更に同時期にカイザーは資源調達に向かったアジアで元セカンドウィグルの少女シスターを見初め、アジャンの乳母兼妾として拉致する。30を過ぎたエリザを抱くことは減り、カイザーはシスターを抱き続けて妊娠させた。彼はシスターの子供にアジャンに及ばない程度の遺伝子強化を施してアジャンの将来的な伴侶フィレルを作ろうとしたが、遺伝子操作のエラーにより男性として生まれてしまい、しかもシスターが元々強大なウィグルだったことも相まってフィレルはアジャン以上のウィグルの素質を持って誕生してしまった。
そのためフィレルを殺そうとするも、アジャンがフィレルに懐いてしまい、フィレルを殺してはアジャンが自分の思う通りに制御できなくなることを恐れて彼を生かす選択を取る。2187年のことだった。
さらに6年の月日が経ち、2194年ついに人類史上初のビーム兵器搭載MSプライマルガンダムが完成。上空を通過していく東西両国の輸送艦を破壊する形で宣戦布告する。しかし、最初の襲撃こそ圧倒的な強さで乗り切るも、二度目の大軍勢の前に屈し、プライマルガンダムは爆発、本人も行方不明となる。

能力

物理工学に類まれな才能を示し、学生時代は特にミスリルの第一人者として名を馳せた。
のみならずウィグルとしても驚異的な才覚を持って生まれた。

人物像



劇中での活躍

最終更新:2023年11月18日 09:26

*1 アダマントやミスリルコアによって建造部材やエネルギーのハードルが大幅に下がっていたとはいえ、カイザーの驚異的な技術力が垣間見える。