デストロイ日記
jamband
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匿名ユーザー
ていうか、抜け出そうとしてません。
このジャムバンドというやつ、どんなバンドかといわれれば、そのスタイルは実に多種多様で、安易にひとつのジャンルとしてくくるのは、まあ、ナンセンスな話なんですね。従って、聴いてもらうしかない、と。すなわち、興味の無い人は一生縁の無い話なわけで。
苦し紛れに定義するならば、インプロヴィゼーション、つまり即興による演奏をライブのメインにしているバンド、とでもいいますか。もちろん、完全にフリーな状態ってわけではなくて、曲の骨子はあります。でもライブのたびに違うアレンジが飛び出したりする。つまり、同じ演奏を再び生で聴けることはまずありえない。ホントに生なんですね。レアってやつですね。この全てを生で聴きたくてツアーにくっついていくファンがいたりして。そこからまた新しいコミュニティーが生まれ、新しいカルチャーが生まれたりもする。これがジャムバンドの魅力の一つ。
更なる魅力として、ライブの盛り上がりってのがあります。ジャムセッションに入ったときの期待感。どう持って行ってくれるのか。じわりじわり、と演奏のテンションがあがっていく感じ。聴いているだけで伝わってくるステージのテンション。それが開放されたときの高揚感。たまんないです。トランスみたいなもんですか。以前、トゥナイト2でトランスの特集やってたことがあるんですよ。流行ってたからね。そのとき出てたトランスDJは、曲を作る時にはためてためて一気に開放する、というパターンで盛り上がる曲を作る、みたいな事を言ってたんですね。プロセスとしては一緒なのかな。
あとひとつ、ジャムバンドって基本的に録音OK!なんですよ。もちろん、"Taper's Area"っていうスペースが会場の中に設けてあって、その中でしかできないんですが。それでも、ブート扱いじゃないライブ音源が気軽に手に入る、っていうのは魅力的です。ここで録音している人たちのことを"Taper"っていうんですが、この人たちの機材、ハンパじゃないんです。すごく質のいいものを録ろうと努力してる。ブートなんて必要ないんですね。タダ同然で質のいいライブ音源が手に入るんだから。
Taperのみなさん、ありがとう!
このジャムバンドシーンっていうのは、もともと口コミや"Taper"の流す音源で広がってきたようなものなんで、気軽に高音質のライブ音源が手に入るっていうことがシーンの拡大に一役買ってきたわけですね。バンドのオフィシャルサイトにライブのMP3なんかを置いてるところもあるし、最近ではフェス会場の中に録音した音源をアップできるブースもあって、数日後にはかなりの勢いで出回るようになってます。っていうのも、意外に思うかもしれないけど、(アメリカでは特に)WEB関連の仕事にオルタナティブ・カルチャーの住人たちが多く就いている、って事に関係があるんですね。まあ、これについてはいずれこのコラムで書いていきます。
また、ファンの間での音源のやり取りも盛んで、すごい人はかなりのアーカイブを持ってます。持ってる人がダビングしてあげる、という形での広まり方なんですが、これはいついつ、どこでやったライブ、なんつってなんだかワインみたいな楽しみ方もできちゃうんですね。どこどこ産の何年もの、みたいな。
いろいろ書いてきたんですが、結局触れてもらわにゃ始まんない、ってことで、代表的なバンドやらのサイトのリンク集ですね。思う存分サーフしてくださいな。ほとんど英語だけどね。
GREATFUL DEAD
いわずと知れた?みんな意外と知らない?GREATFUL DEADのオフィシャルサイト。デッドベアなんかは実はここのキャラクターなんですYO!
PHISH
もはや大御所ですね。PHISHのオフィシャルサイト。ここはLIVEPHISH.COMっていうダウンロード専用サイトを持っていて、有料ですが非常に高音質なライブ音源がダウンロードできます。ギタリストのTrey Anastasioをはじめとして、メンバー全員が精力的にサイドプロジェクトをやってます。
MEDESKI,MARTIN&WOOD
ここはJAZZ系JAMBANDの筆頭、MEDESKI,MARTIN&WOODのサイト。HIPな音が徐々に混沌としてくる感じがもうたまりませんね。ちなみにTシャツがかわいいです。BLUE NOTE所属。
GALACTIC
ニューオーリンズ系。ファンキーかつブルージー。踊れます。ドラマーのStanton Mooreのソロアルバムもオススメ。
SOUND TRIBE SECTOR9
テクノ、トランス、ドラムンベース、ジャズ、ブレイクビーツなどなどごった混ぜサウンド。FUJI ROCK FESTIVAL03'でのすばらしい演奏が耳に残りまくり(俺はね)。
STRING CHEESE INCIDENT
カントリー、ブルーグラス+ロックみたいな。すごくピースフルなライブをします。ライブ音源が充実中。BGMもあります。ドラマーがマイク真木に激似。
STEVE KIMOCK BAND
素晴らしいの一言。力強さと優しさが同居するサウンドに酔いしれろ!みたいな。ドラマーがすごいんです。マジで。
MAJESTIC CIRCUS
数少ない日本のジャムバンド。っていうか、日本はテクノ、トランス寄りのバンドが多いんだよね~。ギタリストは元BIG FROG。
ROVO
そんな日本のシーンを代表するROVO。山本精一、勝井祐二、芳垣安洋など、国内のそうそうたる面子が集う。私はKING CRIMSONに近いものを感じた。踊れるKING CRIMSON。
Bonaroo Music Festival
毎年アメリカでやってるJAM系フェス。JAM系だけじゃなくいいバンド、アーティストがいっぱい出てます。
Organic Groove
東京近郊で海外のJAMBANDを迎えて不定期に開催されるイベント。まさにOrganicなgrooveが満載。
True People's Celebration
2002年秋によみうりランドで行われたインプロミュージックの祭典。またやるという噂!?