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alternative culture

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匿名ユーザー

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そもそも、オルタナティブカルチャーって何なのか。そこから始めましょう。
まず、オルタナティブね。今うちにある英和辞典によるとだね、「代わりの」とか「(選ばなくてはいけない)選択肢」とあります。それにカルチャー、文化をくっつけると、(メインストリームの文化に対する)もうひとつの文化ってことになるんじゃないかと思うんですね。まあそういうことにして話を進めます。
アメリカの今のメインストリームの文化ってのは大量生産、大量消費って感じなんですかね。おまけによその国の政治に首突っ込んで戦争起こしたりとか。自由を謳う割には保守的で。なにかと矛盾を感じさせるところがあります。
それに対するカウンターカルチャーって言うべきものが今回取り上げるオルタナティブカルチャーだと思うんですが。

実際に、オルタナティブカルチャーには、どのようなものがあるのか。ざっと並べてみるとヘンプカルチャー、環境保護運動、サスティナブル・テクノロジー、ジャムシーン、レイブカルチャー…と非常にたくさんあります。これらのほとんどのルーツは60年代から70年代に掛けてのヒッピーカルチャーやビート文学といったムーブメントに根ざすものなんです。ヒッピーやビートニクたちは常に体制や権力に反抗し、インディペンデントであることに誇りを持っていたんじゃないかと感じるのですが、オルタナティブカルチャーの根底にはこの思想が強く根付いているように思うんですね。一人一人が独立し、なおかつコミュニティーが成立する、これは資本主義に対する共産主義、というよりは共生、と言ったほうが良いんではないかと。
というわけで(どういうわけだか)、上に挙げたいくつかと60年代、70年代のカウンターカルチャーとのつながりを見ていこうかなと。

まず、ヘンプカルチャー。これは最近ではとても大きなマーケットになりつつあります。ヘンプっつっても吸うんじゃありません。まあ吸う人もいるでしょうが。ここではあんまり関係ない。ここで取り上げるのは繊維とか、種から取れる油とか、既存のものに代わる製品のことです。
もう書いちゃったけど、大麻草からは繊維、油がとれます。おまけに100日で栽培が可能。農薬、肥料も必要とせず、成長過程では赤松にくらべ、3倍もの酸素を供給してくれる素晴らしい植物なのですよ。もちろん、繊維からは生地が作れるし紙も作ることができます。
つまり、熱帯雨林の消失や綿栽培時におきる農薬による土壌汚染を食い止めることができるわけです。さらに、なんとヘンプからプラスチックを作る技術まで開発されたとの事で、非常に将来性のある素材なんですね。
ではなぜオルタナティブなのか。それはひとえに違法であること、これに尽きます。ヨーロッパ各国ではすでに合法化に向けた動きがあり、いくつかの国では合法化されています。アメリカでもそういった動きがあるのは確かですが、まだまだ時間がかかるでしょう。
で、最後にヘンプカルチャーのルーツについてなんですが、遡ればきりが無い。じゃあ、ってことで、現在の「ヘンプ製品」のルーツは前回紹介したGreatful Deadにあるんですね。
どういうことかって言うと、JAMBANDにはツアーにくっついていくファンがいるんですね。でも、年がら年中バンドと一緒なわけだから金が無い。で、自分たちの周りにあった大麻の繊維で何か作って売れば良いじゃん!あったまいい~!というわけなんですね。こう書くとバカみたいですが。

じゃ次。サスティナブル・テクノロジーについて。直訳すると、「永続的な技術」とでも言うんですかね。要するに、限りある資源に頼らないテクノロジーってことです。ソーラーエネルギーとか、地熱、水力発電とか。さっきのヘンプ製品なんかもそうですね。
ソーラーエネルギーの代表的な企業のひとつにREAL GOODSがあります。ここの社長のJohn Shaefferはヒッピーコミューンの住人だったのですが、電気も水道も知らないコミューンの子供たちのために近代的な技術を導入する中でソーラーエネルギーの可能性に目覚めたのだといいます。社会から独立した存在であるために手にした技術こそ、ここでいうオルタナティブ・カルチャーなんではないかと思うわけですね。

さて、ここで話は脱線していくわけですが、前回ちょっと出たインターネットとオルタナティブ・カルチャーについて。
結論から言ってしまえば、パソコン、パーソナルコンピューターを作り出したのはヒッピーだった、ということになるんですよ。うん。
世界初のパーソナルコンピューターであるMackintoshを作ったのはSteve JobsとSteve Wozniakと言う2人のエンジニアなんですが、Steve Jobsはインドを放浪し、60年代を代表するフォークシンガー、Joan Baezとただならぬ関係だったこともあった筋金入りのヒッピー(なんか変な表現だな)だったし、Wozniakはローマ法王にイタ電するようなふざけたやつだったらしいです。
それに加えてインターネットは世界中どこからでもバーチャルなコミューンを作り上げることができる。インディペンデントであることが重要なオルタナティブ・カルチャーの住人にとって権力に対抗するもっとも重要な手段である、ということが言えるんじゃないでしょうかね。


そんなこんなでいろいろ書いてみましたが、自分の目で確かめてもらうのが一番いい。ってことでリンクしてみたり。

Whole Earth Catalog
1969年創刊。ヒッピー以降のジェネレーションのバイブルとも言える、人生を楽しむためのツールカタログ、とでも言いますか。

Patagonia
いわずと知れたアウトドアブランド。環境問題への積極的な取り組みをしている。ヘンプ製品も。

ソトコト
本屋さんで見たことあるかも。「エンジョイ・エコ」をキーワードに、スローライフを提唱し続ける雑誌です。

リンクが少ないので本も紹介しちゃおう。

『宇宙船地球号操縦マニュアル』 バックミンスター・フラー.著 芹沢高志.訳 ちくま学芸文庫

『オン・ザ・ロード、アゲイン』 久信田 浩之.著 水声社

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