黒剣『ヒュッケバイン』
ランク:A
種別:小剣、魔石製剣
刃渡り:約30cm(刃が歪な形状故、まっすぐに伸ばした時の刃渡りは不明)
属性:月
ヴァレル・ラズィードが愛用する魔の短剣。
北欧神話において不幸を呼ぶ鴉「ヒュッケバイン」の名を冠している通り、黒く歪な形状の刀身を持つ。
この短剣による攻撃は特殊で、攻撃対象に外傷を加えることは出来ないが、内側に大ダメージを与える。
例えば心臓部目掛けてこのヒュッケバインで突き刺すと、外皮には刺し傷は全くつかず、代わりにその内にある心臓その他重要器官にダメージを与える事ができる。
つまりこの短剣があれば血液や体液に毒を持つ
モンスターなどを傷1つつけることなく殺すことを可能とするのである。
また、瘴気がある限り絶対に倒せない
デスリッターと
ガイストコフィンを唯一倒せる武器でもある
そんな強力な代物をヴァレルは所持しているが今のヴァレルには何時、どこで、どうやってこの短剣を手に入れたのか、まったくわからない。
そしてこの短剣は
キリアミス・ヴェーフェルの宝の1つ『凶を呼ぶ黒き鳥の翼』と言う黒い結晶体の欠片から作られているため、
ヴァレルはキリアミスの宝を盗んだと言う罪を着せられ、
デスリッター達に追い掛け回されることになる。
だがヒュッケバインに宿っているキリアミスの父の魂が彼を主として認めているため、それに免じて罪は消え、今まで通り所持している。
最終更新:2007年09月18日 20:06