刹那タルヒトガタ
超々高速度戦闘を得意とする、真っ黒な人型をした生命体。
執行起源者の中で最速。曰く、『その速度のみで世界を滅ぼしうる理不尽』。
戦闘ではその超速度を行使し、相手に一切の対応をさせぬまま敵を倒すというスタイル。
基本的に近接戦中心で、遠距離攻撃手段を持たない…が、それはそもそも『必要無い』ものである為。
天敵である『
極天回帰す黄昏の詩』を近付けると目に見えて速度が低下する性質を持つ。
また、
秩序ト停滞ノ呼ビ声の力を天敵とする為、出現する前に対処手段を施しておけば、比較的何とでもなるタイプ。
ごく稀に他者へ憑依し、その運動性能を極限まで引き出す事もある。
【保有能力】
『窮地なる最大初速』
常に自身の状態を危機的状況に追い込む事で、戦闘開始時から最大戦力を発揮する特性。
能力としては実に単純だが、『戦闘開始時から全力を発揮し切れる』存在が事実上いない為、アドバンテージとしては大きい。
他の存在ではこのような状態を維持しようとすれば、肉体的・精神的双方の負担が大き過ぎて、特に精神的には狂気に陥る危険性を孕む。だが刹那タルヒトガタならば、そもそも心を持たず、最大出力に耐えられるだけの身体を持っている為、常にこの状況下で戦闘が可能になる。
『窮境なる絶対最速』
―――No Data
最終更新:2007年09月01日 23:57