黄昏の破剣『アドバンサー・オブ・トワイライト』

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ランク:???
種別:剣、大剣、魔剣
刃渡り:約95cm
属性:???

その名の通り黄昏を表現したような黄金色の刃を持つ全長190cmの槍のような大剣。
魔剣』と言うカテゴリーに入りながらも、魔剣特有の異形的な邪気を持たないと言う魔剣としてはイレギュラーな存在。
ゆえに手にした者は剣人にならず、鞘者(スケイサー)も必要としない。
その刃には『邪なる魔の剣とそれを奮う者を屠る』と言う意味のルーン文字での文句が刻まれており(※1)、
持ち主の「魔剣を砕く」と言う念を力に換え、威力を増すと同時に魔剣破壊の概念も付加されると言う特性を持つ。
そのため、この剣による斬撃は魔剣では決して防ぐことができず、砕かれてしまう。
例え魔導器を使って強度を増した魔剣でも、十合もすればあっけなく砕かれるため、
魔剣使いにとって脅威となる、云わば『魔剣を破る魔剣』である。
なお、意思を持つタイプの魔剣はこの剣と遭遇した際は、恐れるように刀身が震えるらしい。
実はこの剣には仮想トレーニングの機能もあり、担い手の心象風景をステージに仮想空間の中でで担い手を鍛える事ができる。
仮想空間内での経験は現実にも反映されるため、トレーニングをすれば現実でもトレーニングした分の強さが増すと同時に体力も消耗している(※2)。
なお、仮想空間内での時間の流れは現実よりも早く、現実での1日が仮想空間内では半年分に相当する。
が、仮想空間内で肉体的に年を取ることはまったく無いので肉体の老化の心配はない。

その昔、神をも屠り神に代わって世界を支配すると言うと野望を抱いた魔剣使いが現れるのではないかと
恐れた鍛冶の神とそれに従属するドワーフの一族が全ての魔剣を滅ぼすために共同して作り出された代物である。
同じく鍛冶の神によって打たれし魔剣皇牙とは起源を同じくする兄弟剣であり、
唯一皇牙の『一度打ち合わせた魔剣の力を、完全な形で行使出来る』と言う特性を完璧に発動させない剣である。
だが逆を言えばこの剣による特性で皇牙を破壊することはできない。
そしてその担い手として選ばれた英霊の騎士キノワールが鍛冶の神の命により魔剣撲滅のためにこの剣を奮ったと言われている。

一応特定の担い手を選定する所を見るとそれなりの意思を持っているようである。
現在は狗井諌牟を主として選んでいるが、諌牟は何時何処でどうやってこの剣を手にしたのかわからず、
さらにいつの間にか撃退した剣人状態の魔剣使いの死体(と刀身も柄も砕かれた剣魔)を見て、
自分がこの剣で人殺しをしたと思い込んで恐れのあまり手放してしまう。
そしてその後、その場に現れた嘉神凪に拾われ、自らが担い手として選んだ諌牟の元に届けてほしいと彼に願い、再び諌牟の手元に戻った。

※1:普段その文句は見ることができないが、持ち主が「魔剣を砕く」と念じればその文字が刀身に浮かぶ。

※2:ちなみに現実にて持っている物品は仮想空間に持ち込むことができるが、仮想空間で手に入れた物品を現実に持ち込む事はできない。

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最終更新:2008年09月16日 20:51