バージル・ルフェウス・フォン・ヘルツォーク
種族:
悪魔
性別:男
年齢:不明(外見年齢30代半ば)
身長:185cm
クラス:
ヘルツォーク領領主、公爵
属性:不明
属性均衡:『刹』
「民が主に仕えているようで、その実、主こそ民に仕える僕なのだ。我らは民の税によって生かされているのだから」
設定
波打つ黒い髪、黒い瞳、険しくも精悍な顔立ちに整えられた顎鬚の、常にスーツを着込んだガチホモ公爵。
実弟
フレイオニールと近親相姦関係にあった。(現在このような関係はなくなっている)
弟への偏愛(或いは嫌がらせともとれる)好意は凄まじく、彼のトランクスを被って執務を行う、ワインの肴に使用済み靴下を食む、深夜にわざわざ羽目殺しの窓を蹴破って夜這い(夜襲)をかける等、留まるところを知らない。
その度に弟からは鉄拳(鉄剣)制裁を加えられ、専属メイドである
七海からは冷ややかにツッコミを入れられているが、今のところ止める様子はないようである。
フレイオニールへの偏執行動以外は非常に優秀で政治に長け、知性に富んだ人格者であり、善政を敷き領民の信頼も篤い。
領民にはその奇行は知られておらず、よって民や他領の領主をして最良の主と謳われる、極めて残念な存在である。
だがその真実は、何においてもまず弟の幸せを気に掛ける、心優しい兄である。
魔天戦争(或いは天魔戦争)で心を壊したフレイオニールを抱え、逆賊の汚名を一身に被りながら地上へ飛び出し、以後何千年もの間弟を陰に日向に守り続けてきた。
彼が同性愛者となったのも、元々バイセクシャルだったが魔天戦争によって亡くなった
エフィマ・ユフィを「生涯最後に愛した女性」としたためである。
部下に高涼荊・康翠蓮がおり、現在は涼荊を殊に寵愛している。
側近メイドの七海とは主従や種族を超えた信頼関係があり、『最良の従者』と評している。
また頻繁に屋敷へ足を運んでくる友人に
クオ・ヴァディスがおり、同じ領主であり魔族のカザド・ヴァエとは深い交友がある。
悪魔としての本来の姿は平時の三倍程の体躯の、黒い甲冑のような体に長い竜の尾、全身を覆うほど大きな黒い翼、炎の如く赤い対の角と血のような瞳を持った『正しく悪魔』である。
魂を喰らうことから『魂喰らい』『暴食の悪魔』等の忌み名を持つ。
最終更新:2009年03月15日 18:49