デジタル回路とは違い、連続的な変量を扱う回路。
美点
- 音楽データなど、出力がなめらかであるものを扱うのに適する。
欠点
- ノイズに弱く、完全なデータの復元はほぼ不可である。
OPアンプ
OPアンプとは?
「オペアンプ」と読む。その応用方法の多様性から演算増幅器などとも呼ばれる。回路記号は下の通り。
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ピン名称の説明
- V+ 正電圧ピン。ここには使用上限となる電圧を流します。
- GND 負電圧ピン。ここには使用下限となる電圧を流します。
- IN+ 非反転入力端子。後述。
- IN- 反転入力端子。後述。
OPアンプの理想的な特性
たいていの部品ではそうですが、理想的な特性と実際の特性は異なるものです。
そのため、用途に合わせたOPアンプを選ぶためには複数の指標とその理想の値があります。
ここではそれを列挙しておきましょう。大抵は汎用のもので用足りますが。
指標 |
理想 |
近い値をとるOPアンプ |
利得 |
+∞ |
すごいやつ |
入力インピーダンス |
+∞ |
とんでもないやつ |
入力オフセット電流 |
0 |
とんでもないやつ |
出力インピーダンス |
0 |
へんちくりんなやつ |
ノイズ |
0 |
オーディオ用 |
OPアンプを用いた回路
画像は後日貼ります。
反転増幅回路
Vo=(-R1/R2)Viです。
非反転増幅回路
Vo=(1+R1/R2)Viです。
電圧フォロワ
Vo=Viです。
入力段の電圧が出力側によって左右されなくなるスグレモノ。
最終更新:2016年03月01日 21:41