単位

物理量の数え方を表す部分。
数え方には色々があるが、国際的に統一が試みられており、物理学では通常国際単位系(SI)を使う。

例:ボールの数
ボールの数を数える目的でも、「1個、2個…」と数えるほかに、「1ダース、2ダース…」「1箱、2箱…」と数える事もあり得る。
逆に言えば、例えば『ボールどれくらいある?』という問いに対し脈絡なく『10』と数値でだけ答えると、伝わらない。
(10個かもしれないし、10ダースかもしれないし、10箱かもしれない。)
また、同じ目的で使う単位には大抵互換性がある。1ダース=12個は比較的有名だが、箱は何個詰めなのかによるため、お互いその事を知っていないと数える目的では使いにくい。この場合、「箱」は身内でのみ通用する単位という事になるだろう。

例:長さ
長さを測る目的でも、「1m、2m…」と数えるほかに、「1尺、2尺…」「1フィート、2フィート…」と数える事もあり得る。
逆に言えば、例えば『長さどれくらいある?』という問いに対し脈絡なく『10』と数値でだけ答えると、伝わらない。
(10mかもしれないし、10尺かもしれないし、10フィートかもしれない。)
また、同じ目的で使う単位には大抵互換性がある。1尺≒0.30mだが、知らないとどの程度か見当もつかないかもしれない。
長さについては、各国や地域で特に様々な数え方が存在したが、国際単位系では「m(メートル)」という単位を基準にしている。この場合、「尺」はほぼ日本でのみ通用する単位という事になるだろう。

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最終更新:2015年04月08日 12:29