速度

物理量のページ)
単位時間当たりの変位([[ベクトル量]])
英:Velocty よく使われる記号:V 
SI単位:m/s(通称秒速。「メートル毎秒」)
他の単位:km/h(通称時速。「キロメートル毎時」)
初登場…物理基礎(力学分野)


速度の関わる主な関係式
初出 数式 意味 備考
基礎 \vec{V}=\Delta \vec{x}/ \Delta t 速度変位/経過時間 「はやさ=みちのり÷じかん」の高校版。
等速度運動を扱う場合は変形してもそのまま使える。
簡単な関係式だが速度の定義でもある。
基礎 \vec{V}=\vec{V_0}+ \vec{a} t 速度=初速度+加速度×時間 加速度との関係。
等加速度運動を扱う際によく使う利便性の高い式。
加速度の定義の(等加速度運動限定の)変形でもある。
上位 \vec{V}= \lim_{t \to 0} \left( \frac{d\vec{x}}{dt} \right) 瞬間の速度変位時間の極限 瞬間の速度は変位の時間微分として表される。
より複雑な運動に対応できるが、解を導くのに高等数学が必要で、
高校物理ではあまり出番が無い関係式

基本的には、「1秒でどちら向きに何m進むか」という事を表す物理量である。
より正確には、単位時間あたりの変位を表し、"大きさ"と"向き"を併せ持つベクトル量である。
速さとの違いは「向き」の概念のあるなしだけで、慣れない内は混同してしまう事も多いだろう。

力学で初登場するが、以降波動で再登場する他、上位物理では熱力学や電磁気学(つまり全分野)で登場する。
物理学では実際の運動の様子に非常に近い所にいる量として、よく使われる物理量といえる。


例題

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最終更新:2015年05月20日 22:53