仕事率

物理量のページ)
単位時間当たりの仕事([[スカラー量]])
英:Power よく使われる記号:P
SI単位:w(「ワット」)
組立単位:J/s=kg*m^2/s^3
他の単位:VA(「ボルトアンペア」)
初登場…物理基礎(力学分野)


仕事率の関わる主な関係式
初出 数式 意味 備考
基礎 P=W/t 仕事率仕事/時間 仕事率の定義。
単位時間当たりの仕事の量として表される
上位 P=IV 電力電流×電圧 電流の仕事率:電力の表記の一例。
電流・電圧共に変化しない場合の話なので注意


平たく言うと、1秒当たりどれだけ仕事が出来るかを表す量である。
国語的には、「仕事をする早さ」と言っても良いだろう。
物理的には同時に、「エネルギーを消費する早さ」として見る場合も多い。



例題

電化製品のワット数

電化製品などには○○wなどとよく書かれているので、注意してみると面白い。
時折誤解があるが、ワット数が大きいからと言って即電気料金が高くなるとは限らない(安い・省エネとも限らない)。
上記の言い方を応用すれば、ワット数の大きい電化製品は、小さいものに比べ短時間で作業が終わる事が多い。
継続して使用する冷蔵庫などではワット数は小さい方がすなわち省エネで節電可能な事が殆どだが、特定の作業をする目的で都度短時間使う、ドライヤーや電子レンジなどは、基本的にワット数に反比例して作業時間が短くなるため、ワット数は直接省エネなどには関係しない。

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最終更新:2015年07月22日 14:01