図のようなおにぎり型のレイアウトを検討する。

(A)の部分に、1/4レールを含めた直線レールを入れて、上部のレイアウトを作成し、下部のレイアウトの直線部分に、どれだけの直線を入れれば良いかを検討する。下部の曲線部の幅は1なので、上部の長さ-1が直線部分に必要なながさである。0.25で割ったあまりが、調整できない隙間となる。

現実的大きさとしては、1.25、1.75,2.5、3が比較的ひずみが小さくて済むようである。

 

(A)の直線長 1 1.25 1.5 1.75 2 2.25 2.5 2.75 3 3.25 3.5
上部の長さ 3.41 3.77 4.12 4.47 4.83 5.18 5.54 5.89 6.24 6.60 6.95
0.25の剰余 -0.09 0.02 0.12 -0.03 0.08 -0.07 0.04 -0.11 -0.01 0.10 -0.05
剰余の実長(mm) -18.53 3.84 26.21 -5.43 16.94 -14.69 7.68 -23.96 -1.59 20.78 -10.85
長さに対する割合 -2.5% 0.5% 2.9% -0.6% 1.6% -1.3% 0.6% -1.9% -0.1% 1.5% -0.7%
(A)の直線長 4 4.25 4.5 4.75 5 5.25 5.5 5.75 6 6.25 6.5
上部の長さ 7.66 8.01 8.36 8.72 9.07 9.42 9.78 10.13 10.49 10.84 11.19
0.25の剰余 -0.09 0.01 0.11 -0.03 0.07 -0.08 0.03 -0.12 -0.01 0.09 -0.06
剰余の実長(mm) -20.12 2.25 24.62 -7.02 15.35 -16.28 6.09 -25.55 -3.18 19.19 -12.44
長さに対する割合 -1.2% 0.1% 1.4% -0.4% 0.8% -0.8% 0.3% -1.2% -0.1% 0.8% -0.5%

 

直線レールの1/6の長さのジョイントレールを使った場合を検討すると、(A)部が0.833(即ち1/2+ジョイント×2)のとき、下部は3.18(曲線部1+直線1+ジョイント×1)、または、(A)部直線2、下部4.833(曲線部1、直線3.5+ジョイント×2)のとき、ひずみが小さくなる。

(A)の直線長 0.5 0.6667 0.833 1 1.1667 1.3333 1.5 1.6667 1.8333 2 2.1667
上部の長さ 2.71 2.94 3.18 3.41 3.65 3.89 4.12 4.36 4.59 4.83 5.06
0.1667の剰余 0.04 -0.06 0.01 0.08 -0.02 0.05 -0.05 0.02 -0.07 0.00 0.06
剰余の実長(mm) 8.74 -12.35 2.56 17.47 -3.62 11.29 -9.79 5.12 -15.97 -1.06 13.85
長さに対する割合 1.5% -1.9% 0.4% 2.4% -0.5% 1.3% -1.1% 0.5% -1.6% -0.1% 1.3%

 

1/4レールとジョイントレール(1/6)を組み合わせると、直線部の長さは1/12まで調整可能となり、例えば(A)部に直線1を置いた場合、下部を3.41(曲線部1、直線2,1/4×1、ジョイント(1/6)×1)の長さで調整することができる。

(A)の直線長 0.5 0.5833 0.6667 0.75 0.8333 0.9167 1 1.0833 1.1667 1.25 1.3333
上部の長さ 2.71 2.82 2.94 3.06 3.18 3.30 3.41 3.53 3.65 3.77 3.89
1/12の剰余 0.04 -0.01 0.03 -0.02 0.01 -0.04 0.00 0.03 -0.02 0.02 -0.03
剰余の実長(mm) 8.74 -1.81 5.65 -4.90 2.56 -7.99 -0.53 6.93 -3.62 3.84 -6.71
長さに対する割合 1.5% -0.3% 0.9% -0.7% 0.4% -1.1% -0.1% 0.9% -0.5% 0.5% -0.8%

最終更新:2011年08月03日 19:35
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