《千年幻想郷》
このカードは
メインフェイズにしか使用出来ない。〔全てのプレイヤー〕は自分の手札、冥界、ノード、場のカード全てを本来のプレイヤーのデッキに戻しシャッフルする。その後、全てのプレイヤーはデッキの上のカード10枚を表を見ずに、それぞれのカードを手札に加えるか、ノードに
スリープ状態にして
セットする。
「さぁ、幻想郷の夜明けはもう目の前にある!」
テキスト修正@2012/01/10
テキスト修正@2015/09/06
コメント
ライフと除外カード、地獄以外を全て除去する、究極のリセットボタン。
場、ノード、冥界をリセットした後、デッキトップ10枚でノードと手札を作るため、詰みの状況から大逆転も狙えるかもしれない。
過去最高タイ、そして
キャラクターカード以外では初の
必要ノード10という超重量級カードであり、リセットまでの道はひたすら長い。ウィニーデッキに対してはリセットボタンとして使う暇すらなくゲームが終了してしまうこともありうる。
しかしリセットボタンとしての性能は一流。どれだけキャラクターを展開しても、どれだけリソースとしての冥界を肥やしても、
世界呪符や
装備/場によるロックがかかっていたとしても、このカード一枚通してしまえばすべてを仕切り直しできる。
リセットしてもターン終了を強いられることは無いため、手札からのノードセットやキャラクター展開も可能。
速攻持ちや
兎符「因幡の素兎」のような大量展開カードを多めに採用しておくと、リセットと同時に速攻をかけやすくなる。
なによりこのカードは
コマンドカードである。任意のカードをプレイしてから干渉でこのカードをプレイすれば、このカードを解決、リセットした後プレイエリアにまだ残っているカードを解決できるという融通性がある。自分だけキャラクターを残したり、
想起「恐怖催眠術」でリセット後の相手の手札を覗いた上で勝手に使用したりと、リセット後の状況を優位に進めることができるだろう。
登場直後は超高速環境になったため使われることがなかったが、環境が遅くなると主に地雷として大会でも結果を残した。ロマン溢れるカードだけに、このカードに魅せられたプレイヤーの研究が進んだことも一因だろう。
- 前述のとおり必要ノードが最も高いカードの1枚。また必要ノードとコストの差が最も大きいカードの1枚。
- 必要ノードを参照する星粒「スターピースシャワー」との相性は良好。序盤に必要ないこのカードを投げることで、リセットまでの時間を稼ぐことができる。
- 2012/01/10付けでエラッタレベルのテキスト修正が入っている。プレイ可能タイミングがドローフェイズからメインフェイズに、デッキの上から持ってくるカードが10枚に変更となった。
- リストナンバー1000であり、ノードとコストが10/00であり、名称が「千」年幻想郷と、1000枚目を強く意識したと思われる作りになっている。
収録
最終更新:2016年02月27日 15:46