《フランドール・スカーレット》

No.1278 Character <第十四弾
GRAZE(3)/NODE(7)/COST(3) 種族:吸血鬼

貫通 伝説 封術

(自動β):
 あなたの場にキャラクターが1枚もいない場合、〔あなたの手札2枚〕を破棄しても良い。破棄した場合、〔手札にあるこのカード〕をあなたの場にスリープ状態で出す。この効果はスペルカードのタイミングでしか使用できない。

(自動γ):
 あなたのターン開始時に、〔あなたの場のカード1枚〕を破棄する。

攻撃力(8)/耐久力(8)

「おまたせ」

Illustration:皆村春樹

コメント

495年もの間地下に引きこもってきた、少々気が触れている悪魔の妹。
強いコントロール色を持った前回であったが、今回は原点回帰と言わんばかりの巨大生物としての再来である。


(自動β)により手札2枚のみをコストとして出てこれるため、早出しの容易さのみで言えば恐らく最高クラス。
プレイせずに場に出るため、後続のキャラを普通にプレイすることも勿論可能である。
但し封術(自動γ)ごとの自陣崩壊能力により、早出し後の長期運用の難しさも恐らく最高クラス。
普通にノード・コストを満たしてプレイしたとしてもこの効果からは逃れられないため、その際プレイするかどうかは相手に与えられる戦闘ダメージと要相談。
また、禁忌「レーヴァテイン」禁忌「フォーオブアカインド」といった、そのままゲームを決めることも出来るスペルを持つ彼女にとって、封術を持つことは非常に大きな痛手である。


このカードを運用する為には自陣崩壊とどう付き合うかの一言に尽きるだろう。
単純に長期的な維持のみを考えれば、伊吹 萃香/14弾霊符「夢想妙珠」超小型プランク爆弾等が挙げられる。
流行神の壺封じられた妖怪死神「ヒガンルトゥール」毒符「樺黄小町」辺りも、相手キャラを除去しつつこちらの場のカードを増やせるため好相性である。
もしくは容易な早出しを活かし、ワンショット要因として用いるのもありか。
禁断の魔法等で強引にサイズアップを図っても良いし、魔界の門番封術を無効にして禁忌「フォーオブアカインド」に繋げても良いだろう。
役目を終えたら惑視「離円花冠(カローラヴィジョン)」で押し付けてしまうのも一つの手である。

どのように用いるにしても、このカードを維持する理由と旨みはその都度計算に入れ、見返りに合わなければ潔くこれ自身を切ってしまう勇気も必要である。


収録

関連


場で「フランドール・スカーレット」として扱われるカード


「フランドール・スカーレット」を参照するカード

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年02月26日 21:51