《奇術「ミスディレクション」》
観客の注意や視線を都合の悪い部分からそらせる手品技術。魔法が起きたような錯覚をもたらす。
(SP-22:意図的に作った別の目的に敵の視線を逸らし、裏に隠された真の目的を達成する。)
コメント
スペルカードという都合上、防御よりも攻撃に使われることが多い。
一度攻撃をしたキャラクターや場に出たばかりのキャラクターがこれで起きて攻撃を加えてくることも珍しくはない。特に大型キャラクターとこのカードを組み合わせれば、相手の小型のブロッカーや
警戒持ちを排除しつつ擬似的な
速攻を得られるので非常に強力である。
強力ではあるが、スリープ状態にするという効果は
除去する効果と比べ、いわば「その場しのぎ」でしかないので、その一撃で勝負を決められるというような状況で無い限り有効活用は難しいだろう。
このカードの主目的は「アクティブにする」方の効果であり、「スリープにする」効果はその副産物程度に考えておくとよい。
テキストの都合上、「スリープ状態に出来なければ、アクティブ状態にも出来ない」ので注意。既にスリープ状態のキャラクターをスリープ状態にすることは出来ないので、そのような場合は解決に失敗する。また、スリープ状態にするキャラクターとアクティブ状態にするキャラクターの両方が目標として適正である必要があるので、このカードの
プレイに干渉して
アクティブ状態にしようとしたキャラクターを除去された場合、スリープにする効果さえ解決できない。
鬼符「ミッシングパワー」や
葉符「狂いの落葉」と組み合わせることで、相手のアクティブ状態のキャラクターを
除去することもできる。手札を2枚使ってしまうため効率は良くないが、どうしようもない場合の時には考える余地があるかもしれない。
また
魂魄 妖忌/1弾に対しては
除去同然の効果を発揮する。(とはいえ妖忌は誰かを防御させてしまえば居なくなるのだが)
- 同じく攻撃・防御を可能とさせる後続カードに葉団扇や密命がある。ただしいずれもコスト対効果だけ見ればこのカードより劣る。アクティブにする効果だけを見るならば、後輩の幻象「ルナクロック」の方が必要ノードが低く優秀。
- エラッタにより、コストが0→1へ上がり、効果範囲のアイコンが修正された。
公式Q&Aより
- Q030.「スリープ状態にする」という効果は、既にスリープ状態のカードを対象にすることは出来ますか?
- A030.「アクティブ状態のカード」等といった条件がついていなければ、出来ます。ただし、このカードの効果によってスリープ状態にしていないため、効果の解決に失敗したと見なします。そのため、「スリープ状態にする。その後~」といった効果の場合は「その後」以下は解決出来ません。
収録
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最終更新:2014年10月02日 09:43