《過日の忌敵チーム》

No.1583 Character <Special Collection Vol.13
GRAZE(0)/NODE(5)/COST(1) 種族:人間/小人

【連結(「博麗 霊夢」+「少名 針妙丸」)】

警戒 耐性:妖怪 加護(5) 抵抗(5)

(自動α):
 〔このキャラクター〕は1度に5以上のダメージを受けない。

(自動α):
 〔あなたの手札にあるカード、及びあなたがプレイしているカード〕は「抵抗(5)」を得る。

(自動α):
 〔全ての冥界にある「博麗神社」〕のテキストは以下に変更される。

「(自動β):
 〔このカード〕が冥界にある場合、〔あなたの場のキャラクター全て〕は相手プレイヤーのスペルカードの目標にならない。」

攻撃力(5)/耐久力(5)

「いつもありがとう、霊夢」
「どうしたのよ、いきなり」

Illustration:Sui.

コメント

「東方輝針城」以来、絶賛同棲中の二人が連結化。

霊夢が絡んだ連結のお約束として大量の戦術と効果を持つ。
警戒加護耐性:妖怪と、積極的に攻撃に出たいデザインであり、グレイズ0と非常に噛み合っている。
また、博麗 霊夢/5弾と同じ(自動α)により戦闘で決死状態になることは非常に少なく、攻防ともに優れたカードであると言える。

自身も高い抵抗を持ち、2つ目の(自動α)で他のカードにも抵抗を持たせることができる。
流石に5コストの追加支払い要求はノードへの負荷が大きく、実質的に自身のカードがカウンターされなくなる効果に等しいため、このカードを出すだけでゲームのコントロールが非常に楽になる。
死霊の復活神霊「夢想封印 瞬」などの即死級のカードを添えれば勝利に大きく近づくだろう。

また、3つ目の(自動α)により、目標を取るスペルカードをシャットアウトすることができる。
スペルカード加護の天敵であり、上手くハマれば非常に強力な効果なのだが、欠点として博麗神社があまりにも貧弱。
ほぼ上位互換の聡慧なる守護者ですら採用率は芳しくないことを鑑みると、単体での性能は絶望的であるとすら言える。
それほどまでに弱いカードを積んでまで一部のスペルカードを防ぐくらいなら、素直にカウンターされない是非曲直庁の威令で防ぐ方が幾分かマシというものだ。
一応伊吹 萃香/PRと組み合わせれば多少マシにはなるが、ただでさえ連結ギミックが入っているデッキが更に複雑になり、事故率が上がるというリスクもある。
上の2つの効果だけでも十分に強力なカードなので、デッキに博麗神社を入れる余裕がなければこの効果はすっぱり忘れてしまっても構わない。
  • 加護があるのでそうそうないとは思うが、どうしても博麗神社が手札に欲しくなったとしても、テキストが変更されているので回収効果は使えない。
    • また、相手の冥界に存在する博麗神社の効果も変わってしまうので、ミラーマッチでは要注意。それよりも相手の冥界を対象に取ってしまうため、相手の場に禁弾「カタディオプトリック」があると場に出た瞬間破棄されてしまう。

このカード最大の欠点として、連結素材の取り合わせの悪さが挙げられる。
軽量キャラクターを大量展開するビートダウン向けの少名 針妙丸/15弾と、中~重量ノード帯で、どちらかといえばコントロール向きの「博麗 霊夢」は、普通にデッキを構築していてはまず絡むことのない二枚だろう。
そのため、デッキを構築する際、どちらかのカードが割を食うことが非常に多い。
それでも出せれば強力なことには変わりないので、今後のカードプールの増加に期待したい一枚である。


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最終更新:2014年11月23日 01:28